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J-GLOBAL ID:201802218132543484   整理番号:18A1289895

マウスにおけるリポ多糖類誘発性全身性炎症に対する経口バイオ利用可能なFrankincense抽出物,カスポソームの保護効果【JST・京大機械翻訳】

Protective Effect of Casperome, an Orally Bioavailable Frankincense Extract, on Lipopolysaccharide- Induced Systemic Inflammation in Mice
著者 (9件):
資料名:
巻:ページ: 387  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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結論:批判的ケアにおける最近の進歩にもかかわらず,敗血症は集中治療室における罹患率と死亡率の重要な原因である。したがって,新しい治療戦略の同定は非常に重要である。古代以来,慢性炎症性関節炎のような慢性炎症性疾患の治療のための伝統的な医学において,フランクカンチが使用されている。従って,本研究では,標準化されたフランクセンチ抽出物の経口的に生体利用可能な大豆レシチンに基づく製剤であるCasperme-(Casp)が,敗血症のマウスモデル,すなわちリポ多糖類(LPS)の腹腔内投与を用いて全身性炎症により誘導される全身効果および器官損傷を改善できるかどうかを評価することを目的とした。【方法】雄60日齢マウスを6つの治療群に割り当てた。(1)対照,(2)LPS,(3)大豆レシチン(frankincense抽出物を含まないブランクレシチン),(4)Casp,(5)大豆レシチン+LPS,または(6)CaspプラスLPS。大豆レシチンとCaspをLPS処理の3時間前に与えた。LPS投与の24時間後に,動物を屠殺し,健康状態と血清サイトカイン濃度を評価した。さらに,肝臓損傷または肝機能を表すパラメータおよび異なる器官における酸化ストレスを示すパラメータを決定した。さらに,アポトーシスおよび免疫細胞再分布のマーカーを,肝臓および脾臓における免疫組織化学によって評価した。【結果】LPS処理は,種々の器官における血清サイトカイン濃度および酸化ストレスの増加とともに,体温,血糖値,肝臓グリコーゲン含有量および生体内変化能力の減少を引き起こした。さらに,アポトーシス過程は肝臓と脾臓の両方において顕著な免疫細胞浸潤の他に脾臓において増加した。Caspによる前処理は動物の健康状態,血糖値および体温を有意に改善したが,試験したすべての器官における炎症性サイトカインおよび酸化ストレスの血清レベルは有意に減少した。最後に,脾臓におけるアポトーシス過程,肝臓グリコーゲン損失および肝臓および脾臓における免疫細胞浸潤は,明らかに減少した。CASPはまた種々のチトクロームP450アイソフォームを誘導し,LPS処理マウスにおける肝臓生体内変化能の再構築を引き起こすように思われる。結論:CASPは抗炎症,抗酸化および肝保護効果を示した。したがって,経口的に生物学的に利用可能なフランクセンチ抽出物は,急性全身性炎症における新しい支持治療選択肢として役立つ可能性があり,肝機能障害を伴う。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  神経の基礎医学  ,  感染症・寄生虫症一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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