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J-GLOBAL ID：201802218351723188   整理番号：18A2061013

ショウジョウバエにおけるゲノム遺伝子移入を用いた複数の雄性生殖器構造の修飾により引き起こされる機械的不和合性【JST・京大機械翻訳】

Mechanical incompatibility caused by modifications of multiple male genital structures using genomic introgression in Drosophila*

著者 (4件)： Tanaka Kentaro M. (Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University, 1-1 Minamiosawa, Hachioji, 192-0397, Japan) ,  Kamimura Yoshitaka (Department of Biology, Keio University, 4-1-1 Hiyoshi, Yokohama, 233-8521, Japan) ,  Takahashi Aya (Department of Biological Sciences, Tokyo Metropolitan University, 1-1 Minamiosawa, Hachioji, 192-0397, Japan) ,  Takahashi Aya (Research Center for Genomics and Bioinformatics, Tokyo Metropolitan University, 1-1 Minamiosawa, Hachioji, 192-0397, Japan)
資料名： Evolution  (Evolution)
巻： 72  号： 11  ページ： 2406-2418  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0460A  ISSN： 0014-3820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 雄と雌性生殖器の機械的不和合性は,内部受精を有する動物において一般的である。しかし,正確な機構に関する知識は限られている。1つの重要な疑問は,形態学的修飾に対する雄性生殖器と雌性生殖器の間の一致の感受性に関するものである。この問題に取り組むために,D.simulans背景における複数の構造において部分的にDrosophila mauritiana様生殖形態を有する6つの異なる第2染色体遺伝子移入系統を作成した。6つの遺伝子移入雄のうちの3つは,D.simulans雌との交尾の間,いくつかの段階で高い移動性を示した。これは生殖器不整合の適応と考えられた。特に,D.mauritiana様拡大肛門板を有する遺伝子移入雄の1つは,純粋D.simulans雌と交配したとき,体表面上に接着性射精の時々の漏出を示し,生殖器結合における明らかな構造的不適合性を示唆した。これらの観察は,性および自然淘汰の両方が肛門板形態を形成し,機械的隔離の重要な成分としてこの構造の役割を強調することを示唆した。同胞種ゲノムによる部分置換(遺伝子移入)は生殖器結合力学における摂動を誘導し,生殖適合性がこれらの種における分岐の初期段階における微妙なゲノム変化に敏感であることを示唆する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 受精 ,  適応性 ,  肛門 ,  *生殖 ,  *ショウジョウバエ ,  自然淘汰 ,  感受性 ,  *ゲノム ,  交配 ,  *遺伝子導入 ,  モルフォロジー ,  形態 ,  *生殖器 ,  射精
準シソーラス用語： 染色体2 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： ショウジョウバエ ,  男性生殖器の進化 ,  交配不和合性

分類 (1件)： 生殖器官  (EJ15020P)

タイトルに関連する用語 (6件)： ショウジョウバエ ,  ゲノム ,  遺伝子移入 ,  雄性生殖器 ,  修飾 ,  不和合性