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J-GLOBAL ID:201802218452221636   整理番号:18A0470426

テトラチアフルバレン/ジチアフルバレンドナーをもつ多様なπ-拡張受容体を付加:多状態酸化還元特性,ラジカルイオン生成と中赤外吸収混合原子価状態【Powered by NICT】

Appending Diverse π-Extended Acceptors with Tetrathiafulvalene/Dithiafulvalene Donors: Multistate Redox Properties, Radical Ion Generation, and Mid-IR-Absorbing Mixed-Valence States
著者 (5件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 1821-1832  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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三種類のドナー-アクセプタの(D A)π-拡張発色団(1 12)は亜リン酸塩仲介交差カップリング反応,テトラチアフルバレン(TTF)/dithiafulvalene(DTF)Dsの酸無水物またはイミド系πAsと数を系統的に変化させたにより合成した。ベンゾペリレン及びコロネンのような大きなπ環は,初めて,それらの高い不溶性を克服するためにTTF/DTFユニットに統合した。π受容体の無水物およびイミド基はフロンティア軌道を変化させ,光電子特性に影響する可能性がある。D部分はラジカルカチオン(D~.+)の形成を可能にし,π-拡張A部分は,雰囲気条件下での酸化/還元によるラジカルアニオン(A~. )の形成を促進する。分子はUV/Vis/近赤外吸収,近赤外領域に広がる蛍光,及び両性電気化学的性質を明らかにした。発色団10及び12は広い範囲の溶剤中でソルバトクロミズムを示した。酸無水物官能基を有するπAsは容易電子取込を可能にし,イミド基と比較して,D TTF/DTF単位数の増加は,酸化を容易にする。興味深いことに,trans TTF縮合分子(1 6,および11)は中赤外領域(ν=5130 4000 cm~ 1)における混合原子価状態を示した。レドックス中心の間の中程度の電子結合はRobin-DayクラスIIの化合物であると推定される。これらシステムのpanchromismと近赤外/中赤外光吸収とともに多状態酸化還元活性は高度スイッチング可能な材料にむけて魅力的である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
八員環以上の複素環化合物 

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