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J-GLOBAL ID:201802218475432133   整理番号:18A1413212

側臥位換気連合振動排痰によるARDS患者の治療効果観察:前向き無作為対照研究【JST・京大機械翻訳】

Effect of lateral position ventilation combined with vibration sputum drainage on patients with acute respiratory distress syndrome: a prospective randomized controlled trial
著者 (9件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 240-245  発行年: 2018年 
JST資料番号: C2241A  ISSN: 2095-4352  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:急性呼吸窮迫症候群(ARDS)患者に対する横臥位換気連合振動排痰治療の臨床治療効果を検討する。【方法】前向き無作為化比較臨床試験を用いた。2013年1月2017年6月の山東省の臨沂市センター病院の重症医学科(ICU)で受け入れた創傷機械換気(MV)のARDS患者を選択した。両群とも原発病治療、保護性通気対策、感受性抗菌薬物の抗感染及び気道温湿化治療を行う。単純換気群は両側間断交替の側臥位換気治療を行い、圧力制御換気(PCV)、換気量(VT)≦6mL/kgを採用した。吸入酸素濃度(FiO2)と呼気終末陽圧(PEEP)を調整し,気道プラトー圧(Pplat)≦30cmH2O(1cmH2O=0.098kPa)を維持した。2群の治療前後の呼吸指標、痰液ドレナージ量、炎症指標の変化を比較し、両群の予後と合併症の発生状況を記録した。【結果】合計200例のARDS患者を,重度気胸,合併消化管出血または頭蓋内圧の上昇によって除外し,最終的に196例の患者を分析に登録した。両群患者の治療前の呼吸指標、痰液ドレナージ量及び炎症指標に統計学的有意差はなかったが、両群の治療後上述の指標はいずれも改善され、併用治療群の効果は更に顕著であった。単純換気群と比較して,併用治療群の白血球数(WBC),カルシトニン(PCT)およびC-反応性蛋白質(CRP)は,明らかに低下した(WBC(×109/L))。9.1±1.6対11.8±3.6,PCT(μg/L);14.5±2.4対22.7±3.2,CRP(mg/L);32.2±6.3対67.2±7.2、すべてP<0.01、痰液ドレナージ量は明らかに増えた(mL:49.3±12.5対36.8±11.8,P<0.01)。治療72時間の酸素化指数(PaO2/FiO2)は明らかに上昇した(mmHg(1mmHg=0.133kPa)。278±28対238±39、P<0.01、PEEP、FiO2、気道抵抗(Raw)はみな明らかに低下した(PEEP(cmH2O):5±2比は7±3,FiO2;0.40±0.11対0.49±0.12,Raw(cmH2O):12.8±0.7対16.2±0.8,P<0.01,静的肺コンプライアンス(Cst)とPplatは,単独換気群(P<0.01)と比較して,有意差を示さなかった。併用治療群のMV時間(d;5.5±3.0対8.6±2.1、ICU入院時間(d:7.5±5.4対11.3±4.6)と人工気道抜去時間(d:6.6±2.8対9.4±3.3(P<0.01)。しかし、単純通気群と併用治療群の28d病死率〔4.1%(4/98)対3.1%(3/98)〕、気管切開率〔2.0%(2/98)比3。1%(3/98)とIII級の皮膚褥瘡の発生率(1.0%(1/98)対2.0%(2/98))は,有意差を示さなかった(P>0.05)。両群とも人工気道脱出、気胸、III級或いはIV級褥瘡は発生せず、単純側臥位換気治療と比較し、併用振動排痰治療はARDS患者の呼吸機能を明らかに改善できた。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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呼吸器疾患の治療一般 

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