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J-GLOBAL ID:201802218487870781   整理番号:18A1989698

チリにおける気候勾配に沿った生物学的土壌クラスト:リン生物地球化学的循環における光合成微生物の豊富さと刷り込み【JST・京大機械翻訳】

Biological soil crusts along a climatic gradient in Chile: Richness and imprints of phototrophic microorganisms in phosphorus biogeochemical cycling
著者 (18件):
資料名:
巻: 127  ページ: 286-300  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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南アメリカ生物学的土壌クラスト(BSCs)における光合成微生物の生物多様性と生物地球化学的リン(P)サイクルにおけるそれらの役割は不明である。BSC緑藻とシアノバクテリアの豊富さを,4つの気候的に異なるチリサイト(乾燥,半乾燥,地中海,湿潤)で調査した。炭素(C),窒素(N),硫黄(S)およびP含有量,PプールおよびPスペシエーションならびにBSCs内の空間P種分布を調べた。濃縮培養の形態学的同定により,全体で24の緑藻類と18のシアノバクテリア分類群を明らかにした。気候条件に関係なく,各BSCは12~15の異なる光合成種を構成した。それにより,緑色藻類の豊富さは増加したが,藍藻類の豊富さは,湿度/減少平均年間温度(北から南)の増加とともに減少した。全C,N,およびS含有量は,それぞれ6.7~41.1g kg(-1),0.6~2.8g N kg(-1)および0.2~0.7g S kg(-1)の範囲であり,無クラスト土壌<クラスト付着土壌<BSCの順に増加した。BSCsにおける全P含有量は,乾燥地で最低濃度を有し,半乾燥地で最高濃度を有する310~777mg・kg(-1)の範囲であった。不安定なPは,半乾燥および地中海気候からのBSCsにおいて最も高く,これらのサイトにおけるBSC生物に対するP欠乏を意味しなかった。すべてのサイトのBSCsにおいて,安定で非抽出性のPが,Al-PがP K端X線吸収端構造,XANESによって決定された主要なP種である湿潤サイトを除いて,すべてのサイトで支配的な主要なPプール(逐次P分画)として同定された。BSC断面のP K端μ-XANESは,他のCa-P種が卓越する乾燥部位を除いて,BSC生物の潜在的P源であるアパタイトホットスポットを明らかにした。さらに,乾燥BSC断面積の元素マッピングは,緑藻内およびそれらの外表面上の化合物を含むSおよび塩化物(Cl)の明確な蓄積を示し,これらの化合物の機能/起源の問題を提起した。結論として,本研究は南アメリカBSCsにおける光合成生物の豊富さに関する知識を拡大し,強い気候勾配に沿ったPサイクルにおけるそれらの可能な位置を特性化する。著者らの知見は,生物学的および非生物的因子が,各生息地におけるBSCs光栄養群集およびPプールおよび種の構造を形成することを示唆している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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土壌生物 

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