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J-GLOBAL ID：201802218515193253   整理番号：18A0793193

細胞生理学と癌病因におけるポンチンとレプチンの役割【JST・京大機械翻訳】

The Role of Pontin and Reptin in Cellular Physiology and Cancer Etiology

著者 (3件)： Mao Yu-Qian (Department of Biochemistry, University of Toronto) ,  Houry Walid A. (Department of Biochemistry, University of Toronto) ,  Houry Walid A. (Department of Chemistry, University of Toronto)
資料名： Frontiers in Molecular Biosciences (Web)  (Frontiers in Molecular Biosciences (Web))
巻： 4  ページ： 58  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7081A  ISSN： 2296-889X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポンチン(RUVBL1,TIP49,Tip49a,Rvb1)及びレプチン(RUVBL2,TIP48,TIP49b,Rvb2)はAAA+の高度に保存されたATPアーゼであり,発癌に重要な種々の細胞過程に関与する。最初に,肝細胞癌および結腸直腸癌において上方制御されていると同定され,それらの過剰発現は,乳房,肺,胃,食道,膵臓,腎臓,膀胱ならびにリンパ管および白血病癌のような複数の癌型で示されている。しかしながら,それらの正確な機能は,それらが非常に異なる下流エフェクタと多くの分子複合体と相互作用するので,まだ全く知られていない。核内で,ポンチンとレプチンは,クロマチンリモデリングに重要なTIP60とINO80複合体に関与する。転写因子自体ではないが,PontinとレプチンはMYCやβ-カテニンのようなbona fideプロトオンコジーンの転写活性を調節する。これらは,Fanconi貧血経路のコア複合体と同様にPIKK複合体のようなDNA損傷修復に関与する蛋白質と会合する。これらは,テロメラーゼ,有糸分裂紡錘体,RNAポリメラーゼIIおよびsnoRNPの集合に関わる細胞周期進行にも重要であることも示されている。2つのATPアーゼが細胞質に局在するとき,それらは癌細胞浸潤と転移を促進することが報告された。発癌におけるそれらの様々な役割のために,Pontinとレプチンが様々な癌の診断と予後のための重要なバイオマーカーであることが証明されていない。それらは,新しい治療用抗癌剤の開発のための現在の標的でもある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 転写因子 ,  ATPアーゼ ,  アップレギュレーション ,  テロメラーゼ ,  バイオマーカー ,  *病因 ,  DNA損傷 ,  相互作用 ,  タンパク質 ,  *レプチン ,  複合体 ,  肝細胞癌 ,  抗腫瘍薬 ,  発癌
準シソーラス用語： βカテニン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ポンチン ,  レプチン ,  AAA+ ,  癌 ,  細胞経路

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 細胞生理学 ,  癌 ,  病因 ,  ポンチ ,  レプチン ,  役割