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J-GLOBAL ID：201802218619559822   整理番号：18A0659527

北海道オホーツク海沿岸域におけるクロロフィルaと環境要因の季節変動について

Seasonal variations of chlorophyll a and environmental factors in the coastal area of the Okhotsk Sea, Hokkaido

著者 (9件)： 塩本明弘 (東京農業大学生物産業学部) ,  藤本康孝 (東京農業大学生物産業学部) ,  三村尚哉 (東京農業大学生物産業学部) ,  佐々木章裕 (東京農業大学生物産業学部) ,  糸井大地 (東京農業大学生物産業学部) ,  今里翔真 (東京農業大学生物産業学部) ,  高橋尚文 (東京農業大学生物産業学部) ,  竹中柚実 (東京農業大学生物産業学部) ,  藤田知則 (東京農業大学生物産業学部)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 84  号： 2  ページ： 241-253(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オホーツク海の豊かさを支える仕組みを明らかにするため,能取湖沖において5年間,クロロフィルa濃度と環境要因の季節変動を調べた。晩春~晩秋に宗谷暖流水がみられ,栄養塩濃度は低く,晩秋~春季に東樺太海流水がみられ,栄養塩濃度は高かった。春季には大型(>10 μm)の植物プランクトンのブルームがみられ,通常よりもクロロフィルa濃度は一桁程度高く,10-30 μg/Lであった。春季ブルーム後~晩秋は大型の植物プランクトンが優占する場合が多く,晩秋~春季ブルーム前は小型や中型(<10 μm)が多かった。(著者抄録)

シソーラス用語： オホーツク海 ,  北海道 ,  クロロフィルa ,  季節的変動 ,  栄養塩類 ,  *植物プランクトン ,  *バイオマス ,  生物生産 ,  *生態系 ,  増殖
準シソーラス用語： 栄養塩 ,  *生物現存量 ,  一次生産 ,  *沿岸生態系 ,  春季ブルーム

著者キーワード (6件)： 栄養塩 ,  オホーツク海沿岸 ,  クロロフィルa ,  植物プランクトンのサイズ ,  宗谷暖流水 ,  東樺太海流水

分類 (2件)： プランクトン  (FH02050R) ,  生態系  (EE01040P)

引用文献 (49件)：

• 1) 北海道.北海道水産業・漁村のすがた2016~北海道水産白書~.北海道水産林務部総務課,札幌.2016.
• 2) 水産庁.水産白書平成28年版.農林統計協会,東京.2016.
• 3) 渡辺智視.道北海域における海洋環境特性.水産海洋研究会報 1989; 53: 47-52.
• 4) 西浜雄二,蔵田 護,多田匡秀.サロマ湖・能取湖・網走沖におけるクロロフィル量の季節変化.水産海洋研究会報 1989; 53: 52-54.
• 5) 西浜雄二.「オホーツクのホタテ漁業」北海道大学図書刊行会,札幌.1994.

タイトルに関連する用語 (6件)： 北海道 ,  オホーツク海 ,  沿岸域 ,  クロロフィルa ,  環境要因 ,  季節変動