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J-GLOBAL ID：201802218750343637   整理番号：18A0654740

β-5型リグナンのガス化反応機構の密度汎関数理論【JST・京大機械翻訳】

Density Functional Theory of Gasification Reaction of Lignan Model Compound With β-5 Linkage

著者 (4件)： Zhang Hang (中南大学能源科学与工程学院,湖南長沙,410083) ,  Deng Shengxiang (中南大学能源科学与工程学院,湖南長沙,410083) ,  Tian Hong (長沙理工大学能源与動力工程学院,湖南長沙,410015) ,  Cao Xiaoling (長沙理工大学能源与動力工程学院,湖南長沙,410015)
資料名： Shiyou Xuebao Shiyou Jiagong  (Shiyou Xuebao Shiyou Jiagong)
巻： 33  号： 5  ページ： 975-984  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2724A  ISSN： 1001-8719  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： B3LYP/6-31+G(d,p)法を用いて,密度汎関数理論に基づき,β-5型リグナンのガス化反応機構を研究し,ガス化反応機構に及ぼす温度の影響を研究した。三つの熱分解反応経路と対応する後継反応を設計し、反応経路中の各淀み点構造に対してエネルギー勾配全最適化及び振動周波数計算を行った。熱力学計算結果により、中低温(T<1500K)段階において、Path 1、4、5、6と7のエンタルピー変化(△Hθ)はいずれも0より大きく、反応は吸熱であることが分かった。しかし,Path2の△Hθは,1500Kにおいて,-50.6kJ/molに減少し,そして,反応は,低温で吸熱から高温に変化した。Path3のエンタルピー値は,2.1kJ/molから125.1kJ/molまで徐々に減少し,反応は吸熱から発熱に変化した。300K<T<1700Kにおいて,Path2とPath3は自発的に発生することができた。T>700Kにおいて,Path1は自発的に発生するが,Path4,5,6および7は自発的には起こらない。動力学計算結果は,Path1,2,3の第1段階反応の活性化エネルギーが,それぞれ192.5,159.0,113.0kJ/molであることを示した。第2段階の活性化エネルギーはそれぞれ138.1,184.1,280.3kJ/molであり,Path1の第3段階反応は79.5kJ/molであった。その中で、Path 2は最適反応経路であり、即ちリグナン分子中のCβ-Cα結合はより断裂しやすい。後続反応において,Path4は最適反応経路であった。熱分解反応の生成物は,ホルムアルデヒド,フェノール,2-ヒドロキシフェニルアセトアルデヒド,4-ヒドロキシメチルフェノールなどで,主に液体であった。後続反応の生成物はCO,CO2,H2などの小分子気体及びフェノールとメタノールである。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 反応経路 ,  *リグナン ,  二酸化炭素 ,  最適化 ,  *反応機構 ,  振動数 ,  低温 ,  エンタルピー ,  *ガス化 ,  活性化エネルギー ,  *密度汎関数法 ,  熱分解 ,  フェノール類 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 熱力学計算 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： lignan model compound ,  density functional theory ,  gasification ,  thermodynamics ,  dynamics

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (2件)： フェノール ,  ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (3件)： リグナン ,  ガス化 ,  密度汎関数理論