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J-GLOBAL ID：201802218772031870   整理番号：18A1862469

改善された癌治療のための有望な化学療法剤としての有機セレン化合物【JST・京大機械翻訳】

Organic selenium compounds as potential chemotherapeutic agents for improved cancer treatment

著者 (4件)： Gandin Valentina (Department of Pharmaceutical and Pharmacological Sciences, University of Padova, Via Marzolo 5, 35131 Padova, Italy) ,  Khalkar Prajakta (Division of Biochemistry, Department of Medical Biochemistry and Biophysics (MBB), Karolinska Institutet, SE-171 77 Stockholm, Sweden) ,  Braude Jeremy (Department of Pharmaceutical and Pharmacological Sciences, University of Padova, Via Marzolo 5, 35131 Padova, Italy) ,  Fernandes Aristi P. (Division of Biochemistry, Department of Medical Biochemistry and Biophysics (MBB), Karolinska Institutet, SE-171 77 Stockholm, Sweden)
資料名： Free Radical Biology & Medicine  (Free Radical Biology & Medicine)
巻： 127  ページ： 80-97  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0414C  ISSN： 0891-5849  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セレン(Se)含有化合物は,最近数十年にわたり抗癌剤として関心を集めており,それらの高い有効性と癌細胞に対する選択性を示す報告がある。典型的に,Se化合物は細胞の酸化還元ホメオスタシスを変化させるプロオキシダントとして作用することにより細胞毒性効果を発揮する。しかしながら,正確な細胞内標的,シグナル伝達経路は影響を受け,処理後の細胞死の機構はセレン化合物とその代謝産物の化学的性質,ならびに使用される癌モデルにより変化する。天然に存在する有機セレン化合物は,転移を予防するための明らかな能力を有する有意な抗腫瘍活性を含むことに加えて,多くの無機セレン化合物について報告されたように,副作用が少なく,全身効果が少ないようである。これに基づいて,多くの新規な有機セレン化合物も合成し,潜在的な化学療法剤として試験した。本レビューは,最もよく研究されている天然および合成有機セレン化合物を要約し,それらの潜在的な抗癌効果の基礎となる分子機構の理解における最も最近の発展を提供することを目的とした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細胞毒性 ,  抗腫瘍薬 ,  *セレン ,  抗腫瘍作用 ,  代謝産物 ,  腫瘍細胞 ,  *セレン化合物 ,  *有機セレン化合物 ,  細胞死
準シソーラス用語： 分子機構 ,  全身 ,  プロオキシダント ,  酸化還元ホメオスタシス ,  *化学療法薬 ,  *癌治療 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (2件)： 有機セレン化合物 ,  癌治療

分類 (1件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 癌治療 ,  化学療法剤 ,  有機セレン化合物