文献

J-GLOBAL ID：201802218797153353   整理番号：18A0030993

ホスホジエステラーゼによる心臓環状ヌクレオチドシグナル伝達のナノ分域制御【Powered by NICT】

Nanodomain Regulation of Cardiac Cyclic Nucleotide Signaling by Phosphodiesterases

著者 (3件)： Kokkonen Kristen (Graduate Program in Cellular and Molecular Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine, Baltimore, Maryland 21205) ,  Kass David A. (Division of Cardiology, Department of Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine, Baltimore, Maryland 21205; email: [e-mail]) ,  Kass David A. (Department of Pharmacology and Molecular Sciences, Johns Hopkins University School of Medicine, Baltimore, Maryland 21205)
資料名： Annual Review of Pharmacology and Toxicology  (Annual Review of Pharmacology and Toxicology)
巻： 57  ページ： 455-479  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0046A  ISSN： 0362-1642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環状ヌクレオチドホスホジエステラーゼ(PDE)は二次メッセンジャー環状アデノシンまたはグアノシン3′,5′-一リン酸(cAMPまたはcGMP)を調節する100種類のイソ型からなる11員スーパーファミリーを形成する。これらPDEイソ型は環状ヌクレオチドに特異的な細胞プールと合成経路を標的とするナノドメイン内の基質選択性およびcAMPとcGMPの局所制御と異なっていた。七PDEファミリーメンバーは心機能,心臓の疾患リモデリング,または両方:PDE1とPDE2,二元基質(cAMP及びcGMP)エステラーゼの両方の調節に生理学的に関連するPDE3,PDE4,PDE8,主にcAMP;を加水分解するPDE5AおよびPDE9A,cGMPを標的とする。健康および疾患とそれらの局所シグナル伝達制御におけるPDE(偏微分方程式)の異なる役割に関する新たな洞察は,PDE(偏微分方程式)選択的阻害剤のための潜在的な治療有用性を拡大した。本レビューでは,これらのPDE(偏微分方程式)を考察し,それらが細胞内ナノドメインを調節することにより健康と疾患における心臓機能を制御する異なる機構に焦点を当てた。Copyright 2018 Annual Reviews. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *エステル結合ヒドロラーゼ ,  *環状ヌクレオチド ,  生理学 ,  リン酸 ,  偏微分方程式 ,  基質特異性 ,  環状ヌクレオチドホスホジエステラーゼ ,  *心臓 ,  治療法 ,  基質 ,  *ホスホジエステラーゼ ,  加水分解 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  グアニンヌクレオチド
準シソーラス用語： アイソフォーム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 心臓 ,  cAMP ,  cGMP ,  心血管疾患 ,  ホスホジエステラーゼ

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (2件)： cAMP ,  cGMP

タイトルに関連する用語 (5件)： ホスホジエステラーゼ ,  心臓 ,  環状ヌクレオチド ,  シグナル伝達 ,  ナノ分域