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J-GLOBAL ID:201802218797815610   整理番号:18A1031203

尿路病原性大腸菌における環境特異的遺伝子発現のDFI-seq同定【JST・京大機械翻訳】

DFI-seq identification of environment-specific gene expression in uropathogenic Escherichia coli
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 99  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7367A  ISSN: 1471-2180  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:尿路感染の間,尿路病原性大腸菌(UPEC)は,ヒト尿および膀胱上皮細胞の細胞内環境のような異なる環境に曝露される。各環境は異なる細菌環境特異的転写応答を誘発する。ヒト尿および膀胱細胞における増殖中のUPEC株UTI89における特異的に発現した遺伝子を同定するために,DFI-seqと名付けた次世代配列決定と微分蛍光誘導(DFI)を組み合わせた。【結果】DFI-seqは,細菌ライブラリーの反復細胞選別の必要性を排除し,遺伝子発現の全ゲノム的見解をもたらす。ヒト尿におけるUPECの遺伝子発現を分析することにより,アミノ酸生合成に関与する遺伝子がアップレギュレーションされることを見出した。アルギニン生合成に関与する遺伝子を欠く欠失変異体は,ヒト尿における成長時に野生型により競合され,J82膀胱上皮細胞系に侵入または増殖する能力を阻害した。さらに,DFI-seqを用いて,J82膀胱上皮細胞の浸潤に関与する遺伝子を同定した。56の遺伝子は,ほとんど60%が仮想蛋白質をコードしている差次的に発現していると同定された。1つのそのような遺伝子UTI89_C5139は,UPEC株UTI89から削除されたとき,J82細胞の接着と侵入を増加させた。結論:ヒト尿におけるUPECの最適増殖に必要な遺伝子の同定のためのDFI-seqの有用性と,膀胱細胞培養の感染時にアップレギュレーションされた潜在的な病原性遺伝子を示した。DFI-seqは,生きた動物感染系における細菌遺伝子発現の研究の可能性を保持する。アミノ酸生合成に関与するこれらの遺伝子のような適合性遺伝子を病原性に結びつけることにより,本研究はUPEC病態生理学の理解に寄与する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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感染症・寄生虫症一般  ,  泌尿生殖器の基礎医学 
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