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J-GLOBAL ID：201802218890927626   整理番号：18A2133634

最先端の高度な建設技術の開発と実用化 山岳トンネル工事における切羽監視の新技術 Face Condition Viewer(商標出願中)切羽変状可視化システムの開発

著者 (3件)： 佐藤裕考 (竹中土木 技術・生産本部) ,  市川晃央 (竹中土木 技術・生産本部) ,  芥川真一 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 建設機械施工  (日本建設機械施工協会誌)
巻： 70  号： 11  ページ： 23-26  発行年： 2018年11月25日 
JST資料番号： G0118A  ISSN： 2187-851X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳トンネル工事において,切羽面からの肌落ちや崩落,崩壊の兆候を事前に予測し,ICTを活用することで切羽の崩壊危険度を知らせる警報発信手法Face Condition Viewer(切羽変状可視化システム)(以下「本システム」という)を開発した。切羽のリアルタイムな押出し挙動から,鏡面へマーキングすることにより直接的な警報を可視化情報として発信する。同時にAR技術を活用し,実際の切羽映像と切羽の変位状況をウェアラブル端末やPC等の端末機器へリアルタイムに表示して可視化させる。切羽の崩壊危険度をリアルタイムに把握することで,切羽直近で作業している者に対して退避の指示や注意喚起を促すことができ,切羽作業の安全性を向上させることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *切羽 ,  *携帯端末 ,  *安全管理 ,  山岳トンネル ,  トンネル掘削 ,  リスク管理 ,  監視装置 ,  計算機システム開発 ,  システム構造 ,  可視化 ,  映像 ,  拡張現実感 ,  入出力装置
準シソーラス用語： ウェアラブル端末

分類 (2件)： トンネル工事  (RC05031E) ,  建設管理  (RA01096R)

引用文献 (4件)：

• 厚生労働省 : 山岳トンネル工事の切羽における肌落ち災害防止対策に係るガイドライン, 2018.1.
• 佐藤裕考, 市川晃央, 林稔, 藤原伸輝, 芥川真一 : トンネル工事関係者全員がリアルタイムに切羽状況を把握可能な技術の開発, 土木学会 第73回年次学術講演会講演概要集, VI-054, pp.107-108, 2018.
• 佐藤裕考, 市川晃央, 林稔, 橋村義人, 芥川真一 : 山岳トンネルにおける切羽変状可視化システムの開発, 第28回トンネル工学研究発表会, 2018.11. (投稿中)
• 日本道路協会 : 道路トンネル観察・計測指針, p.129, 2009.

タイトルに関連する用語 (11件)： 最先端 ,  建設技術 ,  開発 ,  実用化 ,  山岳トンネル ,  工事 ,  切羽 ,  FACE ,  商標 ,  変状 ,  可視化システム