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J-GLOBAL ID：201802218920763352   整理番号：18A1869902

カルモジュリンとポリ(アクリル酸)ブラシとの相互作用:高圧,pH値及び配位子結合の影響【JST・京大機械翻訳】

Interaction of calmodulin with poly(acrylic acid) brushes: Effects of high pressure, pH-value and ligand binding

著者 (2件)： Levin Artem (TU Dortmund University, Faculty of Chemistry and Chemical Biology, D-44221 Dortmund, Germany) ,  Czeslik Claus (TU Dortmund University, Faculty of Chemistry and Chemical Biology, D-44221 Dortmund, Germany)
資料名： Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces  (Colloids and Surfaces. B. Biointerfaces)
巻： 171  ページ： 478-484  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0541A  ISSN： 0927-7765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(アクリル酸)(PAA)ブラシはイオン強度依存性に蛋白質と相互作用することが知られている。さらに,それらは吸着蛋白質の二次構造と生物活性を大きく維持する天然様環境を提供する。最近,高圧の適用は正に荷電した蛋白質の場合にPAAブラシにおける蛋白質吸着の低下をもたらすことが示されている。ここでは,蛋白質とPAAブラシ間の相互作用に及ぼす圧力の影響をより詳細に解析した。中性pH値で負の正味電荷を持つモデル蛋白質としてカルモジュリンを用い,全内部反射蛍光(TIRF)分光法を適用して平面PAAブラシでの吸着度を決定した。注目すべきことに,PAAブラシにおけるカルモジュリン吸着の程度は,蛋白質が負に帯電した時,圧力の増加と共に増加した。しかしながら,カルモジュリンが正に帯電する低pH値では,高圧は蛋白質の部分的脱着をもたらす。さらに,配位子としてカルモジュリンに結合するトリフルオラジンの存在下では,圧力効果は減少した。本研究の結果は,等電点の「間違った」側でのPAAブラシにおける蛋白質吸着,すなわち,正味の静電反発下で,高圧下で有利になる体積減少を含むことができることを示している。この体積減少は,PAA鎖と蛋白質表面から放出される対イオンの水和に関連することが示唆された。対照的に,等電点に近いpH値では,得られたデータは体積増加を含む電荷調節機構と一致した。したがって,本研究で行ったように,pH変化と組み合わせた高圧の適用は,PAAブラシとの蛋白質相互作用の提案された機構と一致する必要がある吸着の体積変化を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 等電点 ,  蛍光 ,  全反射 ,  対イオン ,  吸着 ,  脱着 ,  生物活性 ,  電荷 ,  水和 ,  *ブラシ ,  圧力効果 ,  *カルモジュリン ,  *相互作用 ,  二次構造
準シソーラス用語： 蛋白質吸着 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ポリ(アクリル酸)ブラシ ,  カルモジュリン ,  トリフルオペラジン ,  蛋白質吸着 ,  TIRF分光法 ,  圧力

分類 (1件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (7件)： カルモジュリン ,  アクリル酸 ,  ブラシ ,  相互作用 ,  高圧 ,  pH値 ,  配位子