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J-GLOBAL ID：201802219004455507   整理番号：18A1292697

雌から雄への転換におけるエストロゲンおよびプロゲステロンプライミング後の黄体形成ホルモン誘導の低下【JST・京大機械翻訳】

Reduced Luteinizing Hormone Induction Following Estrogen and Progesterone Priming in Female-to-Male Transsexuals

著者 (7件)： Funabashi Toshiya (Department of Physiology, Yokohama City University School of Medicine) ,  Funabashi Toshiya (Department of Physiology, St. Marianna University School of Medicine) ,  Sakakibara Hideya (Department of Obstetrics and Gynecology, Yokohama City University School of Medicine) ,  Sakakibara Hideya (Department of Gynecology, Yokohama City University Medical Center) ,  Hirahara Fumiki (Department of Obstetrics and Gynecology, Yokohama City University School of Medicine) ,  Kimura Fukuko (Department of Physiology, Yokohama City University School of Medicine) ,  Kimura Fukuko (Tanaka Clinic Yokohama-Koen)
資料名： Frontiers in Endocrinology (Web)  (Frontiers in Endocrinology (Web))
巻： 9  ページ： 212  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7068A  ISSN： 1664-2392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 解剖学的研究により,性同一性に関与する脳構造の1つは線条体末端のベッド核であることが示唆されているが,この脳構造はおそらく性同一性を制御する唯一のものではない。著者らは,この脳領域がヒトにおけるゴナドトロピン分泌に影響を及ぼすと仮定した場合,経性的な個体は外因性刺激に応答して異なるゴナドトロピンレベルを産生する可能性があるという仮説を立てた。本研究において,プロゲステロンと結合したエストロゲンが雌性から雄性(FTM)の経性的個体における黄体形成ホルモン(LH)分泌の変化をもたらす可能性があるかどうかを調べた。著者らは,女性対照被験者(n=9),FTM経性被験者(n=12),および男性から女性(MTF)の経性的被験者(n=8)を研究した。エストラジオール(50μg/錠剤)を1日2回,連続5日間経口投与した。最初の採血後,プロゲステロン(12.5mg)を筋肉内に注射した。血漿LHは,免疫放射線測定法で測定した。エストロゲンとプロゲステロンの併用は,女性対照被験者およびMTF被験者におけるLH分泌の増加をもたらしたが,この増加はFTM経性的被験者において減弱されるように見えた。実際に,%LH反応は,女性対照被験者と比較して,FTM被験者で有意に減少したが(P<0.05),MTF被験者では減少しなかった(P>0.5)。加えて,プロゲステロン注射後のピーク時間は,FTM被験者において有意に遅延していた(P<0.05)が,MTF被験者においてはそうではなかった(P>0.5)。次に,エストロゲンとプロゲステロンの併用がLH分泌に対して陽性(200%以上の増加)または陰性(200%以上の増加)効果を有するかどうかに従って被験者を比較した。χ2分析は,女性対照(陽性n=7,陰性n=2)とFTM経性被験者(陽性n=4,陰性n=8)の間のLH分泌に有意に異なる(P<0.05)影響を明らかにしたが,女性対照とMTF経性被験者(陽性n=7,陰性n=1)の間ではそうではなかった。したがって,エストロゲンおよびプロゲステロンプライミングに応答したLH分泌は,対照雌と比較して,FTM被験者では減弱したが,MTF被験者では減弱しなかった。この知見は,形態学的研究における性同一性に関連する脳領域もヒトにおけるLH分泌応答に関与している可能性があることを示唆した。このように,変化した脳形態は,FTM経性性における変化した機能と相関している可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 性腺刺激ホルモン ,  血漿 ,  ベッド ,  モルフォロジー ,  ヒト ,  *黄体形成ホルモン ,  経口投与 ,  線条体 ,  分泌 ,  女性 ,  男性 ,  採血 ,  ステロイド ,  黄体ホルモン ,  ステロイドホルモン ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  ジケトン
準シソーラス用語： 注射 ,  被験者 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 経性性 ,  性障害 ,  性同一性 ,  エストロゲン ,  プロゲステロン ,  黄体形成ホルモン ,  ベッド核 ,  人間

分類 (5件)： 性ホルモン  (EB08050O) ,  牛  (FD02020Y) ,  婦人科・産科の診断  (GS02000W) ,  繁殖管理  (FD01030C) ,  動物用医薬品  (FE01050B)

物質索引 (1件)： プロゲステロン

タイトルに関連する用語 (6件)： 雌 ,  雄 ,  転換 ,  エストロゲン ,  黄体形成ホルモン ,  誘導