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J-GLOBAL ID:201802219039712806   整理番号:18A0789900

真菌抗原によるNLRP3インフラマソームの標準的刺激はIL-1βとIgM産生を調節することにより先天性および適応性Bリンパ球応答を結びつける【JST・京大機械翻訳】

Canonical Stimulation of the NLRP3 Inflammasome by Fungal Antigens Links Innate and Adaptive B-Lymphocyte Responses by Modulating IL-1β and IgM Production
著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 1504  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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NLRP3inflamマソームは異なる細菌,ウイルス及び真菌病原体に応答して活性化され,異なるパターン認識受容体シグナル伝達経路の調節因子として機能する。NLRP3の主な機能の1つは,Pneumoccystisおよび他の真菌感染に対する宿主防御において重要なIL-1β成熟に関与することである。しかしながら,NLRP3とIL-1β分泌の調節不全は,多くの自己炎症性疾患の病態生理にも関わる。しばしば,時間の炎症性フレアは,自己免疫悪化における感染の役割を疑う感染症によって先行する。しかし,感染またはコロニー形成が炎症の引き金として作用するという正確な役割を完全に理解することはまだない。ここでは,2つの主要な微生物抗原(β-グルカンとCpG)による活性化後の循環Bリンパ球におけるNLRP3の役割を調べた。NLRP3は,炎症性サイトカイン分泌と抗体調節の2つの独立したBリンパ球過程で必須であると決定された。著者らの結果は,β-グルカン真菌細胞壁炭水化物がBリンパ球を刺激し,SYKを介したデクチン-1活性化と転写因子NF-κBおよびAP-1により部分的に仲介される過程でIL-1βを分泌することを示す。このIL-1β分泌はNLRP3inflamマソームにより調節され,カリウム排出とカスパーゼ-1に依存した。興味深いことに,細菌および真菌DNAで見出された非メチル化CpGモチーフにより活性化されたBリンパ球は,IL-1βを誘導できなかった。しかしながら,CpGによるBリンパ球刺激は,NLRP3とカスパーゼ-1活性化およびIgM抗体の産生と分泌を生じた。さらに,βグルカン仲介IL-1β産生と異なり,CpG刺激IgM分泌はラパマイシンの哺乳類標的(mTOR)により仲介された。CpG活性化Bリンパ球におけるNLRP3の阻害とmTOR経路はIgM分泌の障害をもたらし,抗体調節への関与を示唆した。結論として,本研究はβ-グルカン及びCpG抗原に対するNLRP3の異なる応答を記述し,先天性及び適応性免疫系の調節因子としてヒト循環Bリンパ球のNLRP3inflamマソームを同定した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞生理一般 

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