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J-GLOBAL ID：201802219163738456   整理番号：18A1934392

密に圧縮されたGMZベントナイトの膨潤圧に及ぼす熱と塩分の複合効果【JST・京大機械翻訳】

Combined thermal and saline effects on the swelling pressure of densely compacted GMZ bentonite

著者 (6件)： Chen Yong-Gui (MOE Key Laboratory of Geotechnical and Underground Engineering, Department of Geotechnical Engineering, Tongji University, Shanghai 200092, PR China) ,  Dong Xin-Xin (MOE Key Laboratory of Geotechnical and Underground Engineering, Department of Geotechnical Engineering, Tongji University, Shanghai 200092, PR China) ,  Zhang Xu-Dong (MOE Key Laboratory of Geotechnical and Underground Engineering, Department of Geotechnical Engineering, Tongji University, Shanghai 200092, PR China) ,  Zhang Xu-Dong (Anhui Transport Consulting and Design Institute Co., Ltd, Hefei 230088, PR China) ,  Ye Wei-Min (MOE Key Laboratory of Geotechnical and Underground Engineering, Department of Geotechnical Engineering, Tongji University, Shanghai 200092, PR China) ,  Cui Yu-Jun (Laboratory Navier/CERMES, Ecole des Ponts-ParisTech, Marne-la-Vallee 77455, France)
資料名： Applied Clay Science  (Applied Clay Science)
巻： 166  ページ： 318-326  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0687B  ISSN： 0169-1317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高レベル放射性廃棄物処分場における熱勾配と可変水化学の条件下で,人工バリアシステムに長期安定性を提供するためには,湿潤による圧縮ベントナイトの十分な膨潤圧が必要である。Gaomiaozi(GMZ)ベントナイトの膨潤圧力に及ぼす熱と塩水の組合せ効果を調べるために,20°Cと60°Cで脱イオン水,NaCl,CaCl_2溶液を含まない緻密に圧縮した試料について一定体積膨潤圧試験を行った。結果は,高温と塩水溶液が膨潤圧力を減少させることを示した。結晶性膨潤は緻密に圧縮されたベントナイトの一定体積膨潤を支配する。与えられたカチオンタイプに対して,より高い温度またはより高い溶液濃度は,より低い膨潤圧力をもたらした。溶液濃度による表面電位の減少と浸透吸引の増加は両方とも粘土膨潤を弱めた。膨潤圧力に及ぼす温度の影響を格子収縮の役割によって説明した。高温でのラメラ間吸着水の変性は結晶膨潤を弱める。カチオンタイプの影響は化学活性の違いによって説明される。Ca2+イオンはNa+イオンより高い交換容量と大きな水和半径を持つ。密に圧縮されたNa-ベントナイトをCaCl_2溶液で湿らせると,Na+からCa2+イオンへの層間カチオンの可能な変化が結晶性膨潤を促進する。CaCl_2溶液によって課された浸透圧吸引は,陽イオン交換の役割を小さく相殺する可能性がある。膨潤圧力に及ぼす温度の影響はカチオン型のそれを超えた。与えられた溶液濃度に対して,NaCl溶液で濡れた試料は20°CでCaCl_2溶液を用いたものより低い膨潤圧を発達させたが,60°Cでは逆の傾向が現れた。さらに,20°Cでの脱イオン水とNaCl溶液で飽和した試料は細孔径分布に有意差はなかったが,細孔径分布の識別可能な差は60°Cで生じた。膨潤圧力に及ぼす熱と塩水の組合せ効果は,様々な粘土構造における格子収縮の役割によって説明される可能性がある。CaCl_2溶液を用いると,準結晶はNaCl溶液の場合よりも多くのモンモリロナイト層を含む。高温での格子収縮の役割は,CaCl_2溶液の場合,膨潤圧をより大きく低下させると期待される。高温および高溶液濃度での浸透圧吸引の著しい増加は,膨潤圧力の減少も拡大することができた。しかし,これらの予測は,バルク試料に関するX線粉末回折試験のような微視的試験による定量的解釈を必要とする。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *膨潤 ,  細孔径分布 ,  塩化ナトリウム ,  浸透 ,  カチオン ,  高温 ,  結晶度 ,  塩水 ,  結晶 ,  *膨潤圧 ,  *塩分 ,  モンモリロナイト ,  脱イオン水 ,  水和 ,  *ベントナイト

著者キーワード (4件)： GMZベントナイト ,  膨潤圧 ,  熱効果 ,  塩分効果

分類 (2件)： 放射性廃棄物  (MB05000Y) ,  珪酸塩鉱物  (DE08030A)

タイトルに関連する用語 (4件)： ベントナイト ,  膨潤圧 ,  塩分 ,  複合効果