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J-GLOBAL ID：201802219183929113   整理番号：18A0662594

TiO₂担持Re触媒を用いたカルボン酸の選択水素化反応

Selective hydrogenation of carboxylic acids to alcohols over TiO₂-supported Re

著者 (12件)： 鳥屋尾隆 (北大 触媒科研) ,  鳥屋尾隆 (京大) ,  SIDDIKI S. M. A. H. (北大 触媒科研) ,  森田能次 (九大 先導物質化研) ,  蒲池高志 (京大) ,  蒲池高志 (九大 先導物質化研) ,  三輪寛子 (北大 触媒科研) ,  朝倉清高 (北大 触媒科研) ,  吉澤一成 (京大) ,  吉澤一成 (九大 先導物質化研) ,  清水研一 (北大 触媒科研) ,  清水研一 (京大)
資料名： 触媒討論会講演予稿集
巻： 121st  ページ： 16-18  発行年： 2018年03月09日 
JST資料番号： F1143A  ISSN： 2187-5928  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ReをTiO₂に担持した触媒(Re/TiO₂)が芳香環を有するカルボン酸のアルコールへの選択水素化反応を効率よく進行させることを見出した。Re/TiO₂上ではカルボン酸の水素化のみが選択的に進行するのに対し,Re以外の金属をTiO₂に担持した触媒では芳香環の水素化反応も進行した。各種キャラクタリゼーションの結果より,TiO₂上のReは高分散に担持され,0価,2価,4価等の低原子価種が共存していることが明らかになった。DFT計算からReは,-COOH基との相互作用が強く,芳香環との相互作用が弱いことが分かった。この相互作用の違いがRe触媒の高い選択性の一因であると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *レニウム触媒 ,  白金触媒 ,  イリジウム化合物 ,  ルテニウム触媒 ,  ロジウム触媒 ,  パラジウム触媒 ,  銀触媒 ,  銅触媒 ,  ニッケル触媒 ,  コバルト化合物 ,  担持触媒 ,  酸化チタン ,  触媒調製 ,  触媒反応 ,  *カルボン酸 ,  芳香族化合物 ,  水素 ,  *水素化 ,  脂肪族アルコール ,  *触媒活性 ,  *選択性 ,  分散度 ,  原子価 ,  密度汎関数法 ,  カルボキシ基 ,  分子間相互作用 ,  作用機序 ,  反応機構
準シソーラス用語： DFT計算 ,  イリジウム触媒 ,  カルボキシル基 ,  コバルト触媒 ,  *接触水素化 ,  分散性

分類 (3件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (3件)： 3-フェニルプロパン酸3-フェニルプロピル ,  3-フェニルプロピオン酸 ,  3-フェニル-1-プロパノール

タイトルに関連する用語 (6件)： TiO2 ,  担持 ,  Re ,  触媒 ,  カルボン酸 ,  水素化反応