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J-GLOBAL ID：201802219235462572   整理番号：18A0990296

樹木シダにおける分子進化の速度は体サイズ,環境温度および生物生産性と関連する【JST・京大機械翻訳】

Rates of molecular evolution in tree ferns are associated with body size, environmental temperature, and biological productivity

著者 (3件)： Barrera-Redondo Josue (Laboratorio de Evolucion Molecular y Experimental, Departamento de Ecologia Evolutiva, Instituto de Ecologia, Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Circuito Exterior s/n, Ciudad de Mexico 04510, Mexico) ,  Ramirez-Barahona Santiago (Departamento de Botanica, Instituto de Biologia, Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Circuito Exterior s/n, Ciudad de Mexico 04510, Mexico) ,  Eguiarte Luis E. (Laboratorio de Evolucion Molecular y Experimental, Departamento de Ecologia Evolutiva, Instituto de Ecologia, Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Circuito Exterior s/n, Ciudad de Mexico 04510, Mexico)
資料名： Evolution  (Evolution)
巻： 72  号： 5  ページ： 1050-1062  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0460A  ISSN： 0014-3820  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子進化の速度の変化(異質性)は植物間の共通現象である。複数の理論モデルが提案されているが,速度不均一性に対する生態学的および形態学的特性の複合効果に関しては基本的な疑問が残っている。ここでは,樹木シダを用いて,葉緑体DNA配列における分子進化速度とBayesフレームワーク内のいくつかの形態学的および環境因子間の相関を調べた。著者らは,より暖かく生産性の低い環境で生きているより小さい樹木シダが,より速い分子進化速度を持つ傾向がある,置換率に及ぼす体サイズ,生物学的生産性および温度の直接的および間接的影響を明らかにした。さらに,葉緑体rbcL遺伝子における同義置換率(dN/dS)に対する非同義置換率の比の変化は,生態学的および形態学的変数と有意に相関していることを見出した。樹木シダにおける不均一性は,体サイズと生産性の変化に関連する有効な個体群サイズによって影響される可能性がある。マクロ進化的仮説は,突然変異率に関して異質性を説明することを超えるべきであり,代わりに,分子レベルでの進化のテンポに影響を及ぼすプロセスをより良く理解するために,集団レベル因子を統合するべきである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： モルフォロジー ,  葉緑体 ,  *分子進化 ,  個体群 ,  不均一性 ,  *生物生産 ,  置換率 ,  代謝 ,  生態学
準シソーラス用語： 非同義置換 ,  同義置換 ,  rbcL遺伝子 ,  環境因子 ,  理論モデル ,  *体サイズ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 生物生産性 ,  身体サイズ ,  Cyatheales ,  Heterotachy ,  生態学の代謝理論 ,  分子進化

分類 (1件)： 進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 樹木 ,  分子進化 ,  体サイズ ,  環境温度 ,  生物