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J-GLOBAL ID：201802219242495890   整理番号：18A0732153

符号化スロット化ALOHAに対する時間シフトの適用

Shifted Coded Slotted ALOHA

著者 (2件)： 江本智和 (山口大 理) ,  野崎隆之 (山口大 大学院創成科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 489(WBS2017 84-133)  ページ： 61-66  発行年： 2018年03月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ランダムアクセス方式とは,定められた規則に則り,ユーザがパケットを無作為に送信する方式である。この方式では複数のユーザが同時に1つの通信路に送信を行うと,衝突が起きる。衝突が起きると結果としてスループットが悪くなることが知られている。近年,ランダムアクセス方式において逐次干渉除去(SIC)と呼ばれる技術が導入された。SICによって衝突したパケットを利用して送信されたパケットを復号することができる。SICを利用した方式として符号化スロット化ALOHA(CSA)がある。CSAは送信する前に符号化し,送信する方式であり,優れたスループットを達成している。一方,近年,時間シフトを利用した符号化が復号性能の向上をもたらすことが報告されている。本稿では,より優れたスループットを達成するためにCSAに対して時間シフトを適用する方式を提案する。計算機シミュレーションによって既存手法であるCSAよりも提案手法のほうがより優れたスループットならびにパケット損失確率を達成することを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： 符号化 ,  *ALOHA網 ,  雑音除去 ,  *プロトコル ,  *通信制御 ,  *変化 ,  比較 ,  伝送品質 ,  比率 ,  スループット
準シソーラス用語： *MAC ,  スロット化ALOHA ,  パケット損失率 ,  *時間シフト ,  性能比較 ,  逐次干渉除去

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

タイトルに関連する用語 (3件)： 符号化 ,  スロット化ALOHA ,  時間シフト