文献

J-GLOBAL ID：201802219300235005   整理番号：18A0805794

有益な土壌細菌Pseudomonas freeriksbergensis OS261は耐塩性を増強し,トウガラシ植物成長を促進する【JST・京大機械翻訳】

Beneficial Soil Bacterium Pseudomonas frederiksbergensis OS261 Augments Salt Tolerance and Promotes Red Pepper Plant Growth

著者 (7件)： Chatterjee Poulami (Department of Environmental and Biological Chemistry, Chungbuk National University) ,  Samaddar Sandipan (Department of Environmental and Biological Chemistry, Chungbuk National University) ,  Anandham Rangasamy (Department of Agricultural Microbiology, Agricultural College and Research Institute, Tamil Nadu Agricultural University) ,  Kang Yeongyeong (Department of Environmental and Biological Chemistry, Chungbuk National University) ,  Kim Kiyoon (Department of Environmental and Biological Chemistry, Chungbuk National University) ,  Selvakumar Gopal (Horticultural and Herbal Crop Environment Division, National Institute of Horticultural and Herbal Science, Rural Development Administration) ,  Sa Tongmin (Department of Environmental and Biological Chemistry, Chungbuk National University)
資料名： Frontiers in Plant Science (Web)  (Frontiers in Plant Science (Web))
巻： 8  ページ： 705  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7094A  ISSN： 1664-462X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然生態系の一部である土壌塩分は世界中の農業土壌における増加する問題である。Pseudomonas frederisbergensis OS261は,植物における寒冷ストレス耐性を高めるための効果的な生物接種剤であることが既に証明されているが,塩ストレス耐性に対するその影響は不明である。本研究の主な目的は,赤トウガラシにおけるP.frederksbergensis OS261仲介塩ストレス耐性を明らかにすることであった。植物は,移植12日後に50,100,および150mMの濃度でNaClを用いて塩ストレスに曝露され,一方,植物成長および酵素活性は播種後50日に推定された。温室条件下,0,50,100,および150mMのNaCl濃度において,非接種対照と比較して,P.frederisbergensis OS261接種植物における高さは,それぞれ19.05,34.35,57.25および61.07%増加した。植物の乾燥バイオマスは,0,50,100および150mMのNaCl濃度下で,それぞれ31.97,37.47,62.67および67.84%増加した。エチレンの高い放出は,塩分ストレス下で接種されていないトウガラシ植物で観察された。P. frederisbergensis OS261接種は,50,100および150mMのNaCl濃度でエチレン放出をそれぞれ20.03,18.01および20.07%有意に減少させた。さらに,抗酸化酵素(アスコルビン酸ペルオキシダーゼ,スーパーオキシドジスムターゼおよびカタラーゼ)の活性も接種したトウガラシ植物で変化した。細菌化植物における塩ストレス耐性は,葉組織における改善された抗酸化活性および減少した水素イオン濃度から明らかであった。したがって,著者らは,P.freeriksbergensis OS261が,エチレンの放出を減少させて,抗酸化酵素を制御することによって,高い土壌塩分の下で植物成長を強化することができるストレス緩和特性を持っていると結論づける。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 塩化ナトリウム ,  *トウガラシ ,  バイオマス ,  酵素活性度 ,  接種 ,  *耐塩性 ,  *Pseudomonas ,  *植物成長 ,  寒冷ストレス ,  *土壌細菌 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  アルケン
準シソーラス用語： 抗酸化酵素 ,  塩分ストレス ,  ストレス耐性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 植物成長促進 ,  塩ストレス ,  Pseudomonas freeriksbergensis ,  抗酸化酵素 ,  バイオ肥料

分類 (1件)： 植物生理学一般  (EH02010Y)

物質索引 (1件)： エチレン

タイトルに関連する用語 (7件)： 土壌細菌 ,  Pseudomonas ,  耐塩性 ,  増強 ,  トウガラシ ,  植物成長 ,  促進