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J-GLOBAL ID：201802219374242832   整理番号：18A0811459

切羽からの先行変位計測による地山の安定性評価

EVALUATION OF TUNNEL FACE STABILITY BASED ON MEASUREMENT OF PRECEDING DIPLACEMENT

著者 (4件)： 木梨秀雄 (大林組 生産技術本部) ,  木野村有亮 (大林組) ,  奈良田恵佐 (オズペック) ,  伊藤哲 (大林組 生産技術本部)
資料名： トンネル工学報告集(CD-ROM)  (トンネル工学研究発表会講演集 報告部門(CD-ROM))
巻： 27  ページ： ROMBUNNO.I-21  発行年： 2017年 
JST資料番号： L5223B  ISSN： 1349-5402  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 山岳トンネル工事では,事前の地表からの地質調査には限界があり,しばしば予期せぬ不良地山に遭遇することがある。掘削時には切羽を開放するため一時的に無支保状態になり,脆弱部の出現に対して地山補強が不足する場合には切羽が崩壊することもある。著者らは,掘削時に切羽崩落が発生する場合,その予兆として前方地山で先行変位が増大することに着目し,これを常時監視できる先行天端沈下計を開発した。本システムでは切羽前方の崩落を沈下の相対変化からせん断ひずみを算定してリアルタイムで監視できる。また,沈下量自体も計測工Aの変位と同様に地山の安定性評価に利用でき,かつ先行変位を含んだ値で評価できる。本報ではこれまで適用した複数の現場における計測結果を分析し,切羽不安定化の評価および全変位に対する地山の安定性について考察する。(著者抄録)

シソーラス用語： *切羽 ,  *変位測定 ,  地山 ,  *安定性 ,  計測器
準シソーラス用語： *変位計測 ,  沈下計

分類 (1件)： トンネル工事  (RC05031E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 切羽 ,  変位計測 ,  地山 ,  安定性評価