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J-GLOBAL ID:201802219396061675   整理番号:18A0261925

市中発症医療関連血流感染症のユニークな特性:日本における血流感染に関する多施設共同前向き調査研究【Powered by NICT】

Unique characteristics of community-onset healthcare- associated bloodstream infections: a multi-centre prospective surveillance study of bloodstream infections in Japan
著者 (14件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 29-34  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1241A  ISSN: 0195-6701  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血流感染(BSI)の分析は,その診断,治療と予防に有用である。しかし,日本で利用可能なデータは限られている。日本における菌血症患者の特性を検討した。2012年10月から2013年9月五病院で実施した。全血液培養陽性例の臨床的,人口統計学的,微生物学的と転帰データを解析した。全体で,BSIの3206例を分析した:551市中発症医療関連(CHA)-BSI,1891院内感染(HA)-BSIと764市中(CA)-BSI。七と30日死亡率はCA BSI患者よりもCHAとHA BSI患者で高かった。七日死亡率のオッズ比(OR)は,CHAとHA BSI2.56[95%信頼区間(CI)1.48 4.41]と2.63(95% CI 1.64 4.19)であった。30日死亡率に対するORは,CHAとHA BSIの2.41(95% CI 1.63 3.57)と3.31(95% CI 2.39 4.59)であった。中心線関連BSIの499例(15.2%)と末梢線関連BSIの163例(5.0%)であった。主要な病原体はコアグラーゼ陰性ブドウ球菌(N=736, 23.0%),Escherichia coli(N=581, 18.1%),黄色ブドウ球菌(N=294, 9.2%)とKlebsiella pneumoniae(N=263, 8.2%)を含んでいた。E.coliは,CHA BSI(12.3%)およびCA BSI(3.4%)患者と比較してHA BSI(22.3%)患者の中でより高い30日死亡率を示した。K.pneumoniaeはCA BSI(7.8%)患者と比較してHA BSI(22.0%)とCHA BSI(22.7%)患者における高い30日死亡率を示した。CHAとHA BSIはCA BSIよりも高い死亡率を示した。E.coliとK.肺炎関連BSIの予後は菌血症のカテゴリーに従って異なっていた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 

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