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J-GLOBAL ID：201802219490662383   整理番号：18A2043602

石灰モルタルのフレッシュ状態特性に及ぼすセルロースエーテルの影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of Cellulose Ethers on Fresh State Properties of Lime Mortars

著者 (3件)： Vysvaril Martin (Brno University of Technology, Faculty of Civil Engineering; Veveri 331/95, Brno, 602 00, Czech Republic) ,  Hegrova Michaela (Brno University of Technology, Faculty of Civil Engineering; Veveri 331/95, Brno, 602 00, Czech Republic) ,  Zizlavsky Tomas (Brno University of Technology, Faculty of Civil Engineering; Veveri 331/95, Brno, 602 00, Czech Republic)
資料名： Solid State Phenomena  (Solid State Phenomena)
巻： 276  ページ： 69-74  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0583A  ISSN： 1012-0394  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロースエーテル(CE)は,セメント系モルタルにおける粘度強化,水保持添加剤として広く使用されている。それにもかかわらず,空中石灰系モルタルの特性に及ぼすセルロースエーテルの影響に関する研究は非常に不足している。石灰モルタルにおける水保持添加剤の使用は,それらのフレッシュ状態特性だけでなく,硬化モルタルの細孔構造と強度にも影響を及ぼすことができる。本研究では,4つの異なる市販セルロースエーテルを石灰モルタルに添加し,フレッシュ状態におけるモルタルの特性に及ぼすそれらの影響を試験した。モルタルのレオロジーパラメータ(相対降伏応力,コンシステンシー係数および流動性指標)を,モルタル中の流動表試験,相対密度測定,水保持および空気含有量と相関させた。CEは石灰モルタルの広がりを低減し,モルタル中の空気含有量を増加させることが分かった。CEは他のタイプの水保持剤と比較して水保持においてそれほど効果的ではない。CEのほとんどの用量は,擬塑性から膨張剤へのモルタルの挙動を変化させる。セメント系材料におけるCEの影響と対照的に,石灰モルタルにおけるそれらの粘度強化挙動は,大量の水酸化カルシウムの存在のために否定される。この観点から,CEは,キトサンまたはグアルゴムの誘導体のような石灰モルタルにおける粘度強化混和剤としての使用に適していない。Copyright 2018 Trans Tech Publications Ltd. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 水酸化カルシウム ,  混和剤 ,  *モルタル ,  *石灰 ,  降伏応力 ,  流動性 ,  塑性 ,  相対密度 ,  細孔構造 ,  パラメータ ,  *セルロースエーテル ,  レオロジー ,  キトサン ,  粘度 ,  *石灰モルタル

著者キーワード (7件)： 粘度 ,  レオロジー ,  降伏応力 ,  空気含有量 ,  水分保持 ,  石灰モルタル ,  セルロースエーテル

分類 (2件)： セメントの性質・分析  (YC05040F) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 石灰モルタル ,  フレッシュ ,  セルロースエーテル