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J-GLOBAL ID:201802219579400907   整理番号:18A1189039

健康および疾患におけるマクロファージ可塑性,分極および機能【JST・京大機械翻訳】

Macrophage plasticity, polarization, and function in health and disease
著者 (12件):
資料名:
巻: 233  号:ページ: 6425-6440  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マクロファージは不均一であり,それらの表現型と機能は周囲の微小環境により調節される。マクロファージは通常2つの異なるサブセットに存在する。1)リポ多糖類(LPS)単独またはIFN-γ,GM-CSFなどのTh1サイトカインとの関連において,炎症性で,リポ多糖類(LPS)により分極されるクラス的に活性化されたM1マクロファージ,IL-1β(IL-1β),IL-6,IL-12,IL-23,TNF-α;2)抗炎症性で免疫調節性で,IL-4やIL-13などのTh2サイトカインにより分極され,IL-10やTGF-βなどの抗炎症性サイトカインを産生する。M1とM2マクロファージは異なる機能と転写プロファイルを有する。それらは病原体を破壊するか,炎症関連傷害を修復することによって独特の能力を有する。M1/M2マクロファージバランス分極は炎症または傷害における器官の運命を支配することが知られている。感染または炎症が器官に影響を及ぼすのに十分な場合,マクロファージは最初にM1表現型を示し,刺激に対してTNF-α,IL-1β,IL-12およびIL-23を放出する。しかし,M1相が続くと,組織損傷を引き起こす可能性がある。従って,M2マクロファージは炎症を抑制するために大量のIL-10とTGF-βを分泌し,組織修復,リモデリング,血管形成に寄与し,ホメオスタシスを保持する。本レビューにおいて,著者らは最初に,起源,分化および活性化,組織分布,可塑性および分極,遊走,抗原提示能,サイトカインおよびケモカイン産生,代謝,およびマクロファージ分極および機能におけるマイクロRNAの関与を含むマクロファージの基礎生物学について議論する。第二に,正常及び病理学的妊娠,抗微生物防御,抗腫瘍免疫,代謝疾患及び肥満,喘息及びアレルギー,アテローム性動脈硬化症,線維症,創傷治癒及び自己免疫におけるマクロファージサブセットの保護及び病原性役割を論じた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生体防御と免疫系一般  ,  細胞生理一般 
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