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J-GLOBAL ID：201802219790228810   整理番号：18A0926726

抗生物質はミツバチ腸ミクロビオームにおけるコア種の遺伝的多様性を低下させる【JST・京大機械翻訳】

Antibiotics reduce genetic diversity of core species in the honeybee gut microbiome

著者 (3件)： Raymann Kasie (Department of Integrative Biology, University of Texas at Austin, Austin, TX, USA) ,  Bobay Louis-Marie (Department of Integrative Biology, University of Texas at Austin, Austin, TX, USA) ,  Moran Nancy A. (Department of Integrative Biology, University of Texas at Austin, Austin, TX, USA)
資料名： Molecular Ecology  (Molecular Ecology)
巻： 27  号： 8  ページ： 2057-2066  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2684A  ISSN： 0962-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 腸の微生物は動物の健康において重要な役割を果たし,それを撹乱することは有害な影響を持つことができる。ヒト及びヒト関連動物における微小生物に対する摂動の一つの主要な供給源は抗生物質への曝露である。微生物に対する抗生物質の影響についての多くの研究は,最近の研究において,抗生物質処理がミツバチ腸ミクロビオームの種レベル組成を著しく変化させることを示す最近の研究において,非常に保存された16S rRNA配列のアンプリコン配列決定を用いてきた。しかし,標準的な16S rRNAベースの方法は密接に関連した株を解決できないので,株レベルの変化は評価できなかった。このギャップを扱うために,ミツバチ腸微生物相の微細スケール遺伝的多様性に及ぼす抗生物質の影響を評価するために,蛋白質コード遺伝子のアンプリコン配列決定を用いた。著者らは,抗生物質の摂動に続いて,ハチの腸のコミュニティ,Gilliamella apicolaおよびSnodgerella alviの2つの優勢なコア種内の対立遺伝子の個体群動態を追跡した。G.apicolaにおける遺伝的多様性の大きな減少を観察したが,S.alviの多様性はほとんど影響を受けなかった。G.apicolaの多様性の減少はいくつかの対立遺伝子の頻度の増加を伴い,抗生物質処理に対する耐性を示唆した。抗生物質摂動は多様性の主なシフトを引き起こし,これらのシフトの程度は種を通して実質的に変化することを見出した。したがって,抗生物質は種の組成だけでなく,種内の対立遺伝子の多様性にも影響を及ぼし,特定の機能を持つ変異体が減少するか排除されると,宿主に影響を及ぼす可能性がある。全体として,著者らは,操作的分類単位へのクラスタ化なしに,蛋白質コード遺伝子のアンプリコン配列決定が,時間にわたる微生物群集の微細スケール動力学の正確な描像を提供することを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： クラスタ化 ,  *ミツバチ ,  *抗生物質 ,  ポピュレーションダイナミックス ,  ヒト ,  摂動 ,  微生物 ,  タンパク質 ,  対立遺伝子 ,  ミクロフローラ ,  コミュニティ
準シソーラス用語： アンプリコン ,  16S rRNA ,  *遺伝多様性 ,  *常在菌叢ゲノム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 抗生物質 ,  遺伝的多様性 ,  ミツバチ ,  ミクロビオーム ,  人口動態

分類 (4件)： 微生物の生態  (EG03040J) ,  微生物の生化学  (EG03020N) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  遺伝的変異  (EC01030Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 抗生物質 ,  ミツバチ ,  腸 ,  ミクロビオーム ,  コア ,  遺伝的多様性