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J-GLOBAL ID:201802219817964544   整理番号:18A1152955

小児における急性期Plasmodium falciparumマラリアにおけるオキシリピンおよびエンドannabソーム応答【JST・京大機械翻訳】

The oxylipin and endocannabidome responses in acute phase Plasmodium falciparum malaria in children
著者 (18件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 358  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7332A  ISSN: 1475-2875  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:オキシリピンとエンドカンナビノイドは,微生物感染時の炎症の開始と分解に重要な低分子量生物活性脂質である。マラリアにおける代謝性合併症は,重篤で致死的なマラリアに寄与することが認識されているが,小脂質由来のシグナル伝達分子の産生に対するマラリア感染の影響は不明である。マラリアにおけるこれらの分子の免疫調節パターンの知識は,分子のこれらのクラスの作用が生物の炎症反応に直接接続されるので,疾患のより良い理解と治療体制の改善のために大きな価値がある。【方法】複雑で重篤なマラリアを有する40人の子供と20人の対照者からの血漿サンプルからのオキシリピンとエンドカンナビノイドの検出を,固相抽出の後,クロマトグラフィー質量分析によって行った。安定同位体希釈法を化合物定量に用いた。データ解析は多変量(主成分分析(PCA),直交部分最小二乗判別分析(OPLS-DA)および単変量法(ROC)曲線,t検定,相関分析)で行った。【結果】40の異なるオキシリピンおよび13のエンドカンナビノイド代謝産物を,研究したサンプルにおいて,有意に低いレベルで1つのオキシリピン(トロンボキサンB2,TXB_2),およびBonferroni補正によるt検定分析による対照と比較して,感染した個体において有意に高いレベルで4つのエンドカンナビノイド(OEA,PEA,DEAおよびEPEA)を検出した。3つのオキシリピン(13-HODE,9-HODEおよび13-オキソ-ODE)は,多変量解析からの結果によると,複雑でないマラリア症例と比較して重症度が高かった。オキシリピンレベルにおける観察された変化は,対照と比較してマラリア感染者におけるチトクロームP450(CYP)および5-リポキシゲナーゼ(5-LOX)代謝経路の活性化と関連し,複雑なものと比較して重症患者におけるすべてのリノール酸オキシリピンのレベルの増加に関連している。エンドカンナビノイドは,対照と比較して感染した個体においてより高いレベルで見出されたこのクラスの分子の大部分によるマラリア感染に非常に反応性であった。結論:マラリア感染者と対照および異なるクラスのマラリアの間の分化のための潜在的バイオマーカーであるオキシリピンおよびエンドカンナビノイド分子を検出することが可能であった。マラリアの治療における補助療法に向けて標的化できる代謝経路も指摘した。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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脂質一般  ,  有機化合物の各種分析  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  感染症・寄生虫症一般 
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