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J-GLOBAL ID:201802219964632893   整理番号:18A1813307

合成抗菌ペプチドは細胞エンベロープストレス応答を誘導することにより膜結合蛋白質を非局在化する【JST・京大機械翻訳】

Synthetic antimicrobial peptides delocalize membrane bound proteins thereby inducing a cell envelope stress response
著者 (8件):
資料名:
巻: 1860  号: 11  ページ: 2416-2427  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3つの両親媒性カチオン性抗菌ペプチド(AMP)を,モデル生物としてBacillus subtilis株168を用いて,グラム陽性菌に及ぼすそれらの影響を測定することによって特性化した。これらのペプチドは,TC19とTC84,トロンボシジン-1(TC-1)の誘導体,ヒト血小板の主要AMP,およびヒトの殺菌透過性増加蛋白質(BPI)に基づく合成デザイナーペプチドである殺細菌ペプチド2(BP2)であった。AMPの作用機序を解明するために,マイクロアレイを用いてトランスクリプトーム解析を行った。生理学的分析は,透過型電子顕微鏡(TEM),蛍光顕微鏡および緑色蛍光蛋白質(GFP)に融合した必須膜結合蛋白質を産生する種々のB.subtilis変異体を用いて行った。トランスクリプトーム解析は,AMPが細胞エンベロープストレス応答(細胞膜と細胞壁)を誘導することを示した。細胞膜ストレス応答は,TC19,TC84およびBP2がB.subtilisの膜を乱す生理学的観察で確認された。B.subtilis変異体を用いて,細胞壁ストレス応答は細胞壁合成に関与する必須膜結合蛋白質の非局在化に起因することを確立した。細胞膜合成と代謝に関与する他の必須膜蛋白質もAMPにより引き起こされる変化により非局在化された。ペプチドTC19,TC84及びBP2は膜を非局在化させる膜を撹乱し,膜との初期干渉後の細胞エンベロープの修復を妨げることを示した。これらのAMPは,グラム陽性細菌細胞に対する最終的な臨床応用の可能性を示し,さらなる応用指向の研究にメリットがある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  生体膜一般  ,  細胞生理一般 

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