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J-GLOBAL ID:201802220055784858   整理番号:18A1588484

サブミリ秒時間分解能でのターンオーバ条件下での大膜蛋白質,哺乳類チトクロームcオキシダーゼにおけるカルボキシル基のプロトン化状態と極性変化の評価のための時間分解IR施設の性能【JST・京大機械翻訳】

Performance of a time-resolved IR facility for assessment of protonation states and polarity changes in carboxyl groups in a large membrane protein, mammalian cytochrome c oxidase, under turnover conditions in a sub-millisecond time resolution
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資料名:
巻: 1859  号: 10  ページ: 1045-1050  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ターンオーバ条件下でのプロトンポンプ酵素に関与するカルボキシル基のプロトン化と極性変化の時間分解IR分析は,それらのプロトンポンプ機構の解明に不可欠である。多チャネルMCT検出器を装備したIR白色光源として350cm-1のスペクトル幅をもつフェムト秒中間IRパルスレーザで構築した高感度IR分光計を装備した薄い(50μm)フローセルに,高濃度で粘性のある蛋白質溶液を導入することにより,新しい時間分解赤外装置を開発した。O_2供給システムを装備したこの施設は,C00H(1725~1770cm-1)領域におけるCOフラッシュ光分解により開始されたウシチトクロームcオキシダーゼ(CcO)によるO_2還元のサブミリ秒時間スケール赤外測定を可能にした。この施設は,反応開始後1ms以内にO_2還元中心への単一電子移動と結合したカルボキシル基のプロトン化に帰属できる1744cm-1のバンド強度変化を同定した。結果は,施設がCcO(210kDa)のような大きな蛋白質に含まれる単一カルボキシル基のプロトン化を検出することを示唆する。この施設は,著しい強度変化なしに,1750cm~-1と1760cm-1付近のバンドのシフトを検出することにより,C00Hグループの極性変化も敏感に同定した。これらの知見は,蛋白質カルボキシル基のプロトン移動機構を理解するための重要な情報を提供するために,この施設の性能が十分に高いことを示している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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