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J-GLOBAL ID：201802220234605256   整理番号：18A1903753

石炭燃焼フライアッシュにおけるバルクおよびマイクロスケールのイットリウムのスペシエーションの差異【JST・京大機械翻訳】

Differences in bulk and microscale yttrium speciation in coal combustion fly ash

著者 (7件)： Taggart Ross K. (Department of Civil and Environmental Engineering, Duke University, Durham, NC 27708, USA. [e-mail]) ,  Rivera Nelson A. ,  Levard Clement ,  Ambrosi Jean-Paul ,  Borschneck Daniel ,  Hower James C. ,  Hsu-Kim Heileen
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 20  号： 10  ページ： 1390-1403  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石炭燃焼灰は希土類元素(REE)の有望な代替源であり,ここでは14の安定ランタニド,イットリウムおよびスカンジウムと定義される。石炭灰からREEを抽出する努力は,灰中のこれら元素の位置とスペシエーションに大きく依存する。本研究では,米国の主要な石炭源から選択した石炭フライアッシュ試料中の代表的なREEとして,イットリウム(Y)の主要な化学形態を同定することを試みた。Yスペシエーションを,バルクスケール分析(逐次抽出,Y K端X線吸収近吸収端分光法-XANES)およびミクロンスケールでの相補的分析(マイクロフォーカスX線蛍光およびマイクロXANES)の両方を用いて評価した。逐次選択抽出は,REEが主に石炭フライアッシュ試料の残留物(未抽出画分)にあることを明らかにした。イットリウムの抽出パターンはランタニドのそれらと類似しており,これらの元素はフライアッシュ中のアルミノケイ酸塩ガラス全体にわたって集合的に分散していることを示している。バルクXANES分析は,Y配位状態が灰起源に関係なくY-酸化物,Y-炭酸塩,Y-ドープガラスの組合せに類似していることを示した。しかし,マイクロプローブ分析において,バルク測定では観察されない異なるY形態(例えばY-りん酸塩)を含むいくつかの試料において,Y(~10~50μm)の「ホットスポット」を観察した。全体として,本研究は,イットリウム(および潜在的に他のREEs)がフライアッシュのガラス相中に同伴され,フライアッシュ試料中の個々の高REE領域のマイクロスケール研究が必ずしも支配的なスペシエーションを捕捉しないことを示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸化物 ,  ドーピング ,  スカンジウム ,  XANES ,  蛍光 ,  *スペシエーション ,  X線 ,  リン酸塩 ,  *石炭 ,  炭酸塩 ,  ランタノイド ,  *イットリウム ,  *フライアッシュ
準シソーラス用語： 逐次抽出 ,  *石炭燃焼 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  ごみ処理  (SC05030O) ,  粒状物調査測定  (SB03060E) ,  水銀とその化合物  (SB05023Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 石炭燃焼 ,  フライアッシュ ,  バルク ,  マイクロスケール ,  イットリウム ,  スペシエーション ,  差異