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J-GLOBAL ID:201802220244121670   整理番号:18A1202018

水和(および脱水)炭素質コンドライトの反射スペクトル(0.35~150μm)を制御することは何か?【JST・京大機械翻訳】

What is controlling the reflectance spectra (0.35-150 μm) of hydrated (and dehydrated) carbonaceous chondrites?
著者 (8件):
資料名:
巻: 313  ページ: 124-138  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0552B  ISSN: 0019-1035  CODEN: ICEXA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水和炭素質コンドライトの反射スペクトルに関する制御を決定するために,良く決定された鉱物学,含水量,および熱履歴を有する一連の試料について反射スペクトルを測定した。これは,5つのCRコンドライト,11のCMコンドライト,および7つの熱変成CMコンドライトを含む。これらの試料を,地上ベース観測からアクセス可能な全スペクトル範囲をカバーするために反射分光法により0.35~150μm範囲で特性化し,Hayabusa-2とOsiris-RExミッションにより近い将来に決定した。スペクトルは35μmの短い吸収特徴を示したが,35μmの長さの試料では強い吸収バンドは同定されなかった。本研究は,水和炭素質コンドライトで観測された0.7μmバンドが2.7μmのバンド深さと共に全含水量と相関することを示し,それらがMgに富むFe含有フィロケイ酸塩に関連することを確認した。検出可能な0.7μmバンドを有する全ての試料について,2.3μmの特徴,そのようなフィロ珪酸塩の診断を見出し,また,Mgに富むフィロケイ酸塩を示した。CMコンドライト間の3μmバンドの形状,CM,CRと熱変成CMコンドライト間で強い変動が見られた。大きく変化したCMコンドライトは2.72μm付近に単一の強いバンドを示し,一方,より熱的に変成したCM試料はより高い波長で吸収バンドを示した。CRコンドライトGRO95577は,広範囲に変化するCMコンドライトのそれらと非常に類似した3μmの特徴を有するが,他のCRコンドライトは,むしろ針鉄鉱のような特徴を示す(おそらく金属の陸性風化による)。熱変成CMコンドライトはすべて3μmの特徴を有し,それは純粋に陸性吸着水によるものではない。バンド形状は大きく変化したCM様から針鉄鉱様に変化した。全反射率はCMコンドライトよりもCRコンドライトに対して有意に高いことが分かった。これはまた,反射スペクトルがCMコンドライトに対して得られたスペクトルとほぼ同一である水和CRコンドライトGRO95577に対しても真である。水和CRコンドライトから水和CMを区別するもう一つの可能性は,0.7と2.3μmのバンド深さの組合せを用いることである。CgとCGHスペクトル端成分で得られたスペクトルを比較すると,水和コンドライト(0.7と2.3μm)で決定されたバンド深さは,これらのスペクトル端成分の計算より常に高いことが分かった。一つは明白な水和検出を伴う小惑星のみを考慮すれば,0.7μmのバンド深さは水和炭素質コンドライトに対して測定されたものと同じ値である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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流星,すい星,いん石 
タイトルに関連する用語 (4件):
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