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J-GLOBAL ID:201802220276955915   整理番号:18A0975528

睡眠中の乳児における音声弁別処理のスペクトル-時間EEG動力学【JST・京大機械翻訳】

Spectral-temporal EEG dynamics of speech discrimination processing in infants during sleep
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 34  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7309A  ISSN: 1471-2202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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【背景】Oddballパラダイムは,標準,高い確率音,および偏差,低い確率音からの事象関連電位(ERP)応答を比較することによって,聴覚識別を研究するために頻繁に使用される。以前の研究では,不整合反応や不整合陰性のようなこのようなパラダイムが,様々な睡眠や注意状態にわたる幼児や乳児の聴覚過程を調べるのに有用であることが確立されている。オドボールERP応答が音声識別のような微妙な識別効果を反映している程度は,特に音声や言語を獲得しない乳児において,ほとんど知られていない。【結果】3つのコントラスト(非音声,母音,子音)に対するミスマッチ応答を,24人の乳児におけるスペクトル-時間確率関数として計算し,修正多次元スケーリングによりグループレベルで分析した。開始ガンマ線応答(30~50Hz)に続いて,β振動(12~30Hz)の出現は時間的により低い周波数θ振動(2~8Hz)と結合した。その後のθ変調に対するこの結合効果のスペクトル-時間確率は,非音声,母音および子音コントラスト特徴に対する識別困難性に対応する。考察:θ変調効果は予想外の音が驚くべき確率測度として符号化されることを示唆する。これらの結果は,聴覚識別が予測処理のための脳ネットワークの発達により駆動され,睡眠中の乳児において測定できるという概念を支持する。ここで示された結果は,確率過程としての識別の解釈に対する意味を有し,臨床的に有用な文脈における単一被験者および単一試行分類の開発に対する基礎を提供する可能性がある。結論:乳児の脳は,睡眠中でさえ,環境に関する情報を処理し,計算を実行する。これらの計算は言語学習に必要な音響特徴処理の微妙な違いを反映する。本研究からの結果は,オドボールパラダイムにおける逸脱音に対する脳応答が振動変調のカスケードに従うことを示唆する。このカスケードは,後にベータ同期として現れるγ応答から始まり,それは時間的にθ変調と結合し,続いて第二のθ変調が続く。θ変調の周波数とタイミングの差は驚くべき尺度を反映するように見える。聴覚識別の神経生理学的機構に関するこれらの洞察は,MMR_TFおよび他の聴覚oddball反応の臨床的有用性を調査するための基礎を提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
聴覚・音声モデル  ,  聴覚 
引用文献 (62件):
  • Psychophysiology; Memory-based or afferent processes in mismatch negativity (MMN): a review of the evidence; R Näätänen, T Jacobsen, I Winkler; 42; 2005; 25-32; 10.1111/j.1469-8986.2005.00256.x; CR1;
  • Clin Neurophysiol; The mismatch negativity (MMN) in basic research of central auditory processing: a review; R Näätänen, P Paavilainen, T Rinne, K Alho; 118; 2007; 2544-2590; 10.1016/j.clinph.2007.04.026; CR2;
  • Attention and brain function; R Näätänen; Lawrence Erlbaum; 1992; CR3;
  • Int J Neurosci; Mismatch negativity-a unique measure of sensory processing in audition; R Näätänen, K Alho; 80; 1995; 317-337; 10.3109/00207459508986107; CR4;
  • Audiol Neurootol; Mismatch negativity-the measure for central sound representation accuracy; R Näätänen, K Alho; 2; 1997; 341-353; 10.1159/000259255; CR5;
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