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J-GLOBAL ID:201802220277221161   整理番号:18A0477718

急性肺損傷の小児におけるグレリンおよび肺に対するプロバイオティクスの効果:二重盲検無作為化対照試験【Powered by NICT】

Effects of probiotics on ghrelin and lungs in children with acute lung injury: A double-blind randomized, controlled trial
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 197-203  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2719A  ISSN: 8755-6863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:急性肺損傷(ALI)を有する小児における肺の血清グレリン濃度と保護に対するプロバイオティクスの効果を評価すること。【方法】本研究は,小児集中治療室(PICU)における二重盲検,無作為化,対照試験として実施した。ALIと適格小児はプロバイオティクス投与または同一プラセボのどちらかに割り当てられた10日間飼育した。血清グレリン,SP-A(サーファクタント蛋白質A),TNF-α,及びIL-6濃度はベースライン時と試験終了時に評価した。一方,肺機能検査および心エコー検査を検討し,VPEF(体積ピーク潮汐呼気流量),TPEF/TE(全呼気時間にピークフローに達するのに要する時間の比),MAP(平均動脈圧),PAP(肺動脈圧)を記録した。【結果】八十人の参加者が各群の40人の子供による研究要求を満たした。群は,ベースライン特性において同等であった。プロバイオティック群における血清SP-A,TNF-α,及びIL-6レベルは10日目に212.6±52.9ng/mL,401.9±56.4pg/mL,および245.1±55.1pg/mLであった,対照群と比較して有意に低いレベル同じパラメータは248.2±57ng/mL,449.4±60.1pg/mL,及び308.3±92.2pg/mLであった(P<0.01)。しかし,グレリン濃度は介入群(P<0.05)で上昇していた。肺機能の測定について,プロバイオティック群は26.1±4.2mLとTPEF/TE29.1±4.7%のVPEF,対照群(24.7±4.3mLおよび26.9±4.7%)(P<0.05)よりも高い値を示した。MAPとPAPは,プロバイオティック群(P<0.05)で改善した。さらに,グレリン,SP-A,TNF-α,IL-6およびPAPは負に相関した。グレリン,TPEF/TE,およびMAPの間で正相関が認められた。観察中のプロバイオティクス関連有害事象はなかった。ALI児への投与【結論】プロバイオティクスは肺の炎症を軽減する,グレリンによる肺機能と循環を改善する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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薬物の物理化学的性質  ,  呼吸・呼吸器作用薬の基礎研究  ,  消炎薬の基礎研究  ,  呼吸器の基礎医学 

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