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J-GLOBAL ID:201802220308143267   整理番号:18A0724317

インターロイキン-1遺伝子型は心血管イベントに対するリポ蛋白質(a)の長期効果を調節する:イオアニナ研究【JST・京大機械翻訳】

Interleukin-1 genotypes modulate the long-term effect of lipoprotein(a) on cardiovascular events: The Ioannina Study
著者 (18件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 338-347  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3149A  ISSN: 1933-2874  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リポ蛋白質(a)[Lp(a)]は心血管疾患(CVD)に対する遺伝的リスク因子であり,炎症性インターロイキン-1(IL-1)遺伝子型はLp(a)仲介CVDイベントに影響する可能性がある。遺伝子型IL-1(+)は,IL-1(-)遺伝子型より高い炎症率と関連している。IL-1βの標的化は,低密度リポ蛋白質-コレステロールレベルに依存しないCVDイベントを減少させることが最近示され本研究の目的は,Lp(a)により仲介されるリスクに及ぼすIL-1遺伝子型の調節効果を評価することである。IL-1遺伝子型が主要有害心血管イベント(心血管死,心筋梗塞,脳卒中/一過性虚血発作)および血管造影冠動脈疾患(CAD)に及ぼすLp(a)の影響を評価した。血管造影を受けた糖尿病のない603人の患者において,IL-1遺伝子型とLp(a)を測定した。主要な有害心血管イベントとCADは,45か月の中央値を超えて評価した。多変量調整分析において,Lp(a)は主要な有害心血管イベントと関連していた(ハザード比[HR][95%信頼区間{CI}]:2.95[1.16-7.54],P=.023)とCAD(オッズ比[OR][95%CI]:1.84[1.12-3.03],P=.016)は四分位4対四分位1を比較した。Cox回帰分析において,中央値(>9.2mg/dL)より上のLp(a)を有するIL-1(+)患者は,中央値以下のLp(a)を有するIL-1(-)患者と比較して,より悪い無イベント累積生存(HR[95%CI]:3.59[1.07-12.03],P=.039)を有した。≦60歳のIL-1(+)患者において,Lp(a)も血管造影的に決定されたCAD(OR[95%CI]:2.90[1.07-7.86],P=.036)と関連していたが,IL-1(-)患者ではなかった。炎症誘発性IL-1(+)遺伝子型は,Lp(a)長期CVDイベントとCADのリスクを調節する。これらのデータは,上昇したLp(a)レベルおよびIL-1(+)遺伝子型の二重遺伝的寄与が,CVDイベントに対する特に高いリスクにおいて,より若い被験者を同定する可能性があることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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循環系の疾患  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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