抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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パルスNMR(TD-NMR,Time Domain NMR)は,構造解析を目的とした高分解能NMRと異なり,緩和時間を取得することに特化した手法である。パルスNMRの特長は,様々なサンプル形状で測定できること,再現性の良いこと,比較的短時間で分析できること,および測定温度をプログラムした自動測定が可能であることなどである。これらの特長を生かし,反応過程の追跡から水の状態解析など,ライフイノベーション分野を含む様々な分野への応用が考えられる。ここでは,今年度導入したパルスNMRの応用例として,エポキシ樹脂の硬化過程を追跡した結果について紹介する。(著者抄録)