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J-GLOBAL ID：201802220549862052   整理番号：18A0240794

2-ヒドロキシ-6-メチルベンズアルデヒドの分解によるトルエンの生成:DFT研究【Powered by NICT】

Production of Toluene by Decomposition of 2-Hydroxy-6-methylbenzaldehyde: A DFT Study

著者 (4件)： Verma Anand Mohan (Department of Chemical Engineering, IIT, Guwahati Assam, India -, 781039) ,  Agrawal Kushagra (Department of Chemical Engineering, IIT, Guwahati Assam, India -, 781039) ,  Kawale Harshal D. (Department of Chemical Engineering, IIT, Guwahati Assam, India -, 781039) ,  Kishore Nanda (Department of Chemical Engineering, IIT, Guwahati Assam, India -, 781039)
資料名： Chemistryselect  (Chemistryselect)
巻： 3  号： 1  ページ： 220-229  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2528A  ISSN： 2365-6549  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロース系バイオマスの高速熱分解は不利であるいくつかの含酸素有機化合物から成る原料バイオ油を生成し,燃料としてのバイオ油の品質を低下させる。本数値研究では,バイオオイルの芳香族アルデヒドカテゴリーを代表するそのような含酸素化合物,2-ヒドロキシ-6-メチルベンズアルデヒド(HMB)成分は,密度汎関数理論の枠内でその分解のためのモデル化合物として考えられている。HMB成分の結合解離解析の結果,メチル基の脱水素は,全九の可能な結合切断の必要最小エネルギーであることを示唆する。さらに,八つの反応経路は,最終製品に沿ってそれらの対応するポテンシャルエネルギー面の分析としてトルエンにHMBの変換について検討した。簡単に言えば,結果は,HMBからのトルエンの生産のための最適反応の進行は,12.26kcal/molの活性化エネルギーを必要とすることを示す。HMBからのトルエンの産生は2 ホルミルトウレンの中間としてm-クレゾールを含むことが観察された;,2-ヒドロキシベンズアルデヒドの生産は有利ではない。さらに,最適反応経路を用いたトルエンの産生および反応経路9を用いた2-ヒドロキシベンズアルデヒドの生産のための熱化学解析は100Kの間隔で温度,すなわち,473 873Kの広い範囲で行った。熱化学もHMBを分解して2 ヒドロキシベンザルデージの生産に比べてトルエンの生産のための高い適性を示唆している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 芳香族アルデヒド ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  密度汎関数法 ,  モデル化合物 ,  *反応経路 ,  脱水素 ,  活性化エネルギー ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： 熱化学 ,  最小エネルギー原理 ,  結合切断 ,  メチル基 ,  バイオオイル ,  フラッシュ熱分解 ,  リグノセルロース系バイオマス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： バイオオイル ,  密度汎関数理論 ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  トルエン ,  2-ヒドロキシ-6-メチルベンズアルデヒド

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： トルエン

タイトルに関連する用語 (4件)： 分解 ,  トルエン ,  DFT ,  研究