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J-GLOBAL ID:201802220603961305   整理番号:18A0490822

5-アミノレブリン酸はNaClストレス下のBrassica napusL.実生のテトラピロールとプロリン代謝の調節により仲介される耐塩性を向上させる【Powered by NICT】

5-aminolevulinic acid improves salt tolerance mediated by regulation of tetrapyrrole and proline metabolism in Brassica napus L. seedlings under NaCl stress
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巻: 124  ページ: 88-99  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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テトラピロールの重要な生合成前駆体,5-アミノレブリン酸(ALA)はストレス環境に対する植物成長と適応のために不可欠である。外因性ALAはストレス条件下において植物の光合成とバイオマス蓄積を増加させるが,Brassica napusL.における塩耐性の促進におけるALAにより支配される基本的な生理的および分子機構はまだ明確に理解されていない。本研究では,30mg/L~( 1)の濃度と外因性ALAは200mMのNaClに曝されたB.napus苗の葉に適用した。結果は,NaClストレスはテトラピロール(クロロフィルとheme)生合成経路におけるALA,プロトポルフィリンIX(プロトIX),MgプロトIX,およびPchlideを含む中間体の濃度の減少と光合成,バイオマス蓄積,クロロフィルおよびヘムのレベルを低下させることを示した。クロロフィル生合成分枝におけるMg-キラターゼをコードするALA関連酵素と遺伝子をコードする遺伝子の転写物レベルはダウンレギュレーションされたが,ヘム分枝におけるFe-キラターゼをコードする遺伝子の発現レベルはNaClストレスにより有意に変化しなかった。ALAの葉面散布は,地上バイオマス,正味光合成速度,抗酸化酵素の活性,クロロフィルおよびヘムの蓄積,及び200mM NaCl下でのB.napusにおけるクロロフィルおよびヘム生合成に関連した中間体の濃度を増加させた。上記の大部分の遺伝子の発現はNaClストレス下で非ALA処理植物と比較してALA処理植物において一定であった。さらに,外因性ALA同期プロリン濃度を誘導し,NaCl処理における遺伝子P5CSとProDHをコードするプロリン代謝酵素の発現をアップレギュレーションした。これらの結果は,ALAがテトラピロール生合成経路における中間体レベルの増加から生じるクロロフィルおよびヘムの蓄積を促進するとともに,B.napusにおけるプロリン蓄積の増強を介し耐塩性を改善することを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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植物生理学一般 
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