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J-GLOBAL ID:201802220614547868   整理番号:18A0341288

新規神経成長因子コアセルベートの単回投与は成熟ラットにおける坐骨神経損傷後の構造的および機能的再生を改善する【Powered by NICT】

Single injection of a novel nerve growth factor coacervate improves structural and functional regeneration after sciatic nerve injury in adult rats
著者 (24件):
資料名:
巻: 288  ページ: 1-10  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0094B  ISSN: 0014-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経成長因子(NGF),典型的なニューロトロフィンは,中枢および末梢神経系の両方で多くのニューロンの発生と維持に重要な役割を果たしており,成人期における末梢神経損傷後の機能回復を促進することができる。しかし,末梢神経欠損の修復はin vivoでのNGFの短い半減期により妨害されていると,合成神経導管に含まれるNGF単独またはNGFのどちらかを用いた処理である神経自家移植,電流標準の使用に劣っていた。分子,組織学的および行動アプローチを用いて,坐骨神経圧挫損傷後の成体ラットにおけるポリカチオンポリ(エチレンアルギニニルアスパラギン酸ジグリセリド;PEAD),ヘパリンとNGFを含む多価コアセルベートの単回局所注入の修復能力を試験した。in vitroアッセイは,NGFがほぼ100%の効率でコアセルベートに負荷し,蛋白質分解から保護されることを示した。in vivoでは,コアセルベートはNGFバイオアベイラビリティを促進し,30日後に運動機能(トラック歩行分析)の顕著な改善をもたらした。NGFコアセルベート処理は,腓腹筋の萎縮症における良好な体重増加および減少と関連していた。さらに,光学顕微鏡と電子顕微鏡は,ミエリン化軸索と軸索への繊維比(G比)の数は,対照群と比較してNGFコアセルベート処理ラットで有意に高かったことを示した。増殖Schwann細胞とミエリン軸索関係(GFAPとNF200)と同様に,神経組織再生(MAP-2,S-100β,MBPとGAP-43)のマーカーの発現も増加した。これらの観察は,NGFコアセルベートの単回投与は末梢神経再生と機能回復のための治療的価値を持つ可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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神経の基礎医学  ,  末梢神経系  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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