文献
J-GLOBAL ID:201802220627153232   整理番号:18A1371036

菌類と後生動物のミトコンドリアカルシウム単輸送体のクライオ電子顕微鏡構造

Cryo-EM structures of fungal and metazoan mitochondrial calcium uniporters
著者 (5件):
資料名:
巻: 559  号: 7715  ページ: 580-584  発行年: 2018年07月26日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ミトコンドリアカルシウム単輸送体(MCU)は非常に選択性の高いカルシウムチャネルで,ミトコンドリアへのカルシウム流入の主な経路である。チャネルがイオン透過を促進し,イオン選択性を達成している仕組みはよく分かっていない。その一因は,MCUは他の細胞チャネルとは異なった構造を持つと考えられていることである。今回我々は,ゼブラフィッシュおよび菌類のCyphellophora europaeaに由来するMCUチャネルの,それぞれ8.5Åおよび3.2Å分解能でのクライオ(極低温)電子顕微鏡再構成について報告する。MCUについて以前に報告された五量体であるという化学量論的結論とは異なり,今回のチャネルは両方共に四量体であった。C.europaeaのMCUの原子モデルから,保存されたWDXXEPシグネチャー配列が選択性フィルターを形成していて,その中ではカルシウムイオンが1列に並んでいることが分かった。コイルドコイル構造の脚部が,ミトコンドリアマトリックス内で小孔をN末端ドメインに連結している。C.europaeaのMCUでは,N末端ドメインが2つの二量体からなる二量体を形成しており,ゼブラフィッシュのMCUでは,N末端ドメインが非対称な三日月型を形作っている。これらの構造から,この特異なチャネルのイオン透過とカルシウム選択性の基盤となる原理が明確になった。Copyright Nature Japan KK 2018
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞膜の輸送 

前のページに戻る