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J-GLOBAL ID:201802220661961438   整理番号:18A1141349

ヒト神経膠腫細胞に対するブリバラセタムとラコサミドのin vitro抗腫瘍作用【JST・京大機械翻訳】

In vitro antineoplastic effects of brivaracetam and lacosamide on human glioma cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 76  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7514A  ISSN: 1756-9966  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】てんかんは,神経膠腫患者における頻繁な症状である。抗てんかん薬による治療は発作を制御するのに一般的に有効であるが,薬物耐性患者は珍しくない。多剤耐性蛋白質(MRPs)とP-gpは,薬物耐性てんかん患者の脳組織で過剰発現しており,抗てんかん薬のクリアランスにおけるそれらの関与を示唆している。それらの抗けいれん作用に加えて,いくつかの薬物が細胞毒性効果について報告されている。本研究の目的は,ヒトグリオーマ細胞系U87MGに対する2つの新世代抗てんかん薬のin vitro細胞毒性効果を評価することであった。【方法】ブリバラセタムおよびラクトサミドの細胞毒性を,MTS分析によってU87MG,SW1783およびT98Gに関して試験した。化学耐性分子の発現を,U87MGおよびヒト臍静脈内皮細胞(HUVECs)におけるフローサイトメトリーを用いて評価した。推定抗増殖効果を調べるために,アポトーシス分析,マイクロRNA発現プロファイルおよび細胞周期の研究を行った。【結果】Bivaracetamとlacosamideは,用量依存性細胞毒性と抗遊走効果を示した。細胞毒性はアポトーシスに関連しなかった。グリオーマ細胞をブリバラセタムとラコミドに曝露すると,いくつかのマイクロRNAが調節された。特に,miR-195-5p調節の効果は細胞周期に影響を及ぼすように思われたが,miR-107は細胞移動の阻害に関与しているように思われた。さらに,ブリバラセタムとラクトサミド処理は,U87MGとHUVECsに対する化学抵抗性関連分子MRPs1-3-5,GSTπ,P-gpの発現を調節しなかった。【結論】神経膠腫細胞に及ぼすブリバラセタムとラクロサミドの抗腫瘍作用に基づいて,神経膠腫患者は,標準的な治療選択肢に加えて,これらの2つの分子による治療によって利益を得ることができると仮定する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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腫ようの実験的治療  ,  細胞生理一般 
引用文献 (45件):
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  • Eur J Neurol; Cost of brain tumour in Europe; M Ekman, M Westphal; 12; Suppl 1; 2005; 45-9; 10.1111/j.1468-1331.2005.01189.x; CR2;
  • Eur Neuropsychopharmacol; Cost of disorders of the brain in Europe 2010; A Gustavsson, M Svensson, F Jacobi, C Allgulander, J Alonso, E Beghi, R Dodel, M Ekman, C Faravelli, L Fratiglioni, B Gannon, DH Jones, P Jennum, A Jordanova, L Jonsson, K Karampampa; 21; 10; 2011; 718-79; 10.1016/j.euroneuro.2011.08.008; CR3;
  • Br J Neurosurg; The costs of managing patients with malignant glioma at a neuro-oncology clinic; AZ Latif, D Signorini, A Gregor, IR Whittle; 12; 2; 1998; 118-22; 10.1080/02688699845230; CR4;
  • J Neuro-Oncol; Weight of epilepsy in brain tumor patients; M Maschio, F Sperati, L Dinapoli, A Vidiri, A Fabi, A Pace, A Pompili, CM Carapella, T Cantelmi; 118; 2; 2014; 385-93; 10.1007/s11060-014-1449-7; CR5;
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