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J-GLOBAL ID：201802220727522073   整理番号：18A0786483

流行性口腔嫌気性菌Tannerella forsythiaにおける環境ムロペプチド取り込みと利用の調節と分子基盤【JST・京大機械翻訳】

Regulation and Molecular Basis of Environmental Muropeptide Uptake and Utilization in Fastidious Oral Anaerobe Tannerella forsythia

著者 (6件)： Ruscitto Angela (Department of Oral Biology, University at Buffalo, Buffalo) ,  Honma Kiyonobu (Department of Oral Biology, University at Buffalo, Buffalo) ,  Veeramachineni Vamsee M. (Department of Oral Biology, University at Buffalo, Buffalo) ,  Nishikawa Kiyoshi (Department of Microbiology and Removable Prosthodontics, School of Dentistry, Aichi Gakuin University) ,  Stafford Graham P. (School of Clinical Dentistry, University of Sheffield) ,  Sharma Ashu (Department of Oral Biology, University at Buffalo, Buffalo)
資料名： Frontiers in Microbiology (Web)  (Frontiers in Microbiology (Web))
巻： 8  ページ： 648  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7080A  ISSN： 1664-302X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Tannerella forsythiaは,歯周炎に関連するグラム陰性口腔嫌気性菌である。この細菌はペプチドグリカンアミノ糖N-アセチルムラミン(MurNAc)に対して栄養要求性であり,細胞壁リサイクリング時に細菌が共存することにより放出されるペプチドグリカンフラグメント(ムロペプチド)を捕捉することに依存している可能性がある。多くのグラム陰性菌は,ペプチドグリカンフラグメントを細胞質に輸送するために,内膜透過酵素,AMPGを利用する。T.forsythiaゲノムにおいて,tanF_08365ORFはAMPGパーミアーゼの相同体として同定されている。tanF_08365の機能性を確認するために,大腸菌宿主におけるレポーター系を発生させ,ムロペプチド誘導性β-ラクタマーゼレポーター遺伝子を介して,サイトゾルムロペプチドのAmpG依存性蓄積を検出した。tanF_08365を含むこのレポーター株のトランス相補性において,プラスミドを含むプラスミドは,空のプラスミド対照と比較して,β-ラクタマーゼ活性の有意な誘導を引き起こした。これらのデータは,tanF_08365が大腸菌におけるムロペプチドの蓄積を引き起こす機能的ムロペプチドパーミアーゼとして作用し,T.forsythiaにおけるムロペプチド捕捉に関与する透過酵素であることを示唆した。さらに,tanF_08365の発現を制御するプロモーターは,ハイブリッド二成分系調節蛋白質,GppXにより有意に活性化されることを示した。また,親T.forsythia株と比較して,AMPGの発現が減少したGppXを欠く変異体は,遊離ムロペプチドの利用において有意に減少したことを示した。要約すると,この栄養的に固定された微生物がその環境でムロペプチドを放出する機構を明らかにし,疾患の治療における潜在的利点を有する歯周炎患者におけるその数を減少させるためにこの活性を標的とする可能性を開いた。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 歯周炎 ,  相補性 ,  大腸菌 ,  パーミアーゼ ,  β-ラクタマーゼ ,  プラスミド ,  ペプチドグリカン ,  レポーター遺伝子 ,  細胞質 ,  プロモーター領域 ,  グラム陰性菌 ,  ゲノム ,  *嫌気性菌
準シソーラス用語： *Tannerella ,  *Tannerella forsythia , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ムロペプチド ,  ペプチドグリカン ,  Tannerella forsythia ,  AMPG ,  GPPX

分類 (1件)： 歯の基礎医学  (GT01020O)

タイトルに関連する用語 (9件)： 流行 ,  口腔 ,  嫌気性菌 ,  Tannerella ,  環境 ,  取り込み ,  調節 ,  分子 ,  基盤