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J-GLOBAL ID:201802220728865451   整理番号:18A1107023

Lactobacillus casei株におけるヘム及びマンガン依存カタラーゼの遺伝子発現及び活性に影響する因子【JST・京大機械翻訳】

Factors affecting gene expression and activity of heme- and manganese-dependent catalases in Lactobacillus casei strains
著者 (4件):
資料名:
巻: 280  ページ: 66-77  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カタラーゼは過酸化水素を分子状酸素と水に分解することにより酸化ストレスを減少させる。ヘム依存性またはマンガン依存性カタラーゼの存在は乳酸菌(LAB)において長い間観察されたが,今日まで,遺伝子発現と酵素的機能性に影響する因子に関する知識は非常に少ない株に限られている。本研究では,2~4要因計画法を用いて,培養の雰囲気(通気された静的成長対通気振とう成長)とFe2+,ヘミン,Mn2+の補給,あるいはそれらの組合せが呼吸適格株Lactobacillus casei N87のカタラーゼ生産に及ぼす影響を評価した。成長の動力学,酵素活性,酸化ストレスの耐性およびヘム-およびMn-カタラーゼ遺伝子の発現を評価した。すべての公表されたLABゲノムについて検索されたヘム-およびMn-カタラーゼ配列の系統発生分析を行った。共因子の存在,特に組合せた場合,通気条件と通気条件の両方において,L.casei N87におけるバイオマス生産を改善した。L. casei N87のゲノムはカタラーゼとヘミンの両方の配列を持ち,Mnの補充は遺伝子発現と酵素機能に重要であった。鉄と酸素は添加促進効果を有した。酸化ストレスの耐性は,高いカタラーゼ活性のため,ヘミンおよび/またはMnを添加した通気培養でより高かった。両酵素の存在は,L. caseiの他の呼吸系統で確認された。カタラーゼ配列のクラスター化はLABゲノム間の系統発生距離を反映したが,他の場合には同じ属内で有意差が見られ,異なる進化史を示した。両遺伝子の発生はLABゲノムにおいてまれである。ヘム-及びMn-カタラーゼの両方によるLABの開発は異なる条件における酸化ストレスからの保護を確実にし,いくつかの食品(食品成分における酸化過程の削減)及び健康(ヒト疾患の予防)に関連した応用に関連している可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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乳製品 

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