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J-GLOBAL ID:201802220764653022   整理番号:18A0930199

交差防御インフルエンザワクチンとして保存ウイルス蛋白質を付着させるためのNiキレート脂質を持つモノホスホリルリピドA-アジュバント化ビロソーム【JST・京大機械翻訳】

Monophosphoryl Lipid A-Adjuvanted Virosomes with Ni-Chelating Lipids for Attachment of Conserved Viral Proteins as Cross-Protective Influenza Vaccine
著者 (9件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: e1700645  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2514A  ISSN: 1860-6768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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核蛋白質(NP)のような保存された内部インフルエンザ抗原に対するCD8+細胞傷害性T細胞(CTL)の誘導は,交差防御インフルエンザワクチンの開発のための有望な戦略である。しかしながら,インフルエンザNP蛋白質単独は,抗原提示細胞(APC)を活性化し,MHCクラスI抗原プロセシング経路へのアクセスを得るために,その低い能力によりCTL免疫を誘導することができない。NP特異的CTL免疫の発生を促進するために,著者らは,Toll様受容体4(TLR4)配位子モノホスホリル脂質A(MPLA)と膜に組み込まれた金属イオンキレート脂質DOGS-NTA-Niを有するウイルスソームから成る新規インフルエンザワクチンを開発した。in vitroでは,組み込まれたMPLAを有するウイルスは,非アジュバント化されたウイルスソームよりもAPCsのより強い活性化を誘導する。DOGS-NTA-Niで修飾されたウイルスは,his標識蛋白質に対する高い共役効果を示し,APCによる共役蛋白質の効率的な取り込みを促進する。付着NPによるMPLAアジュバント化ウイルスによるマウスの免疫化はNP特異的CTLのプライミングをもたらしたが,混合NPによるMPLAアジュバント化ウイルスはプライミングCTLsにおいて非効率的であった。両ワクチンはNP特異抗体の高力価を誘導した。異種サブタイプインフルエンザウイルスでチャレンジされると,付着または混合NPを有するウイルスにより免疫化されたマウスは,重度の体重減少から保護される。しかし,予想外に,それらはNPのないMPLA-ウイルスソームで免疫されたマウスより多くの体重減少とより重篤な疾患症状を示す。まとめると,これらの結果は,膜に組み込まれた抱合抗原とアジュバントを有するウイルスがCTLのプライミングに効果的であり,in vivoで抗原特異的抗体応答を誘発することを示す。しかし,インフルエンザ感染からの保護のために,NP特異的免疫は有利ではないと思われる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  腫よう免疫 

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