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J-GLOBAL ID:201802220982237239   整理番号:18A0665009

イネ品種「たちすずか」を主軸としたダイレクト収穫によるホールクロップサイレージ用イネ・オオムギ二毛作体系の検討

Whole Crop Silage Rice-Barley Double-Cropping System Using a Direct Harvesting Method Centered on the Rice Variety “Tachisuzuka”.
著者 (7件):
資料名:
号:ページ: 91-96  発行年: 2018年03月 
JST資料番号: Y0232C  ISSN: 2189-4876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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飼料価値が高いイネ品種「たちすずか」を主軸としたダイレクト収穫によるホールクロップサイレージ(WCS)用イネ・オオムギ二毛作体系を福岡県で確立するため,「たちすずか」とWCS用オオムギの収穫時期別の収量成績や飼料成分,移植・播種時期と出穂期の関係および収穫期間と降雨リスクを考慮した作業可能日数について検討した。「たちすずか」は出穂期後20~60日の間,茎葉部の乾物収量や高栄養成分,NDF消化率が高い水準かつ変動が少なかった。福岡県の標準的な栽培条件において,出穂期は9月8~9日となり,移植時期の違いに対し変動が少なかった。WCS用オオムギでは,乾物収量や高栄養成分が急激に高まるのは,出穂期後20~30日の間であった。標準的な出穂期は3月27日~4月13日となり,播種時期の違いによる変動が大きかった。これらのことから,以下のことが推定された。1)収穫期間と作業可能日数は,「たちすずか」では9月23日~11月28日の間で37.1日,WCS用オオムギでは4月16日~5月13日の間でWCS用イネ換算として12.5日であった。2)二毛作合計では作業可能日数は49.7日となり,WCS用イネの収穫調製コストをロールベール1個当たり2,500円以下にするために必要とされる作業日数である45日を超えることが可能となった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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飼料作物,草地 
引用文献 (19件):
  • 自給飼料利用研究会編 (2009) 三訂版 粗飼料の品質評価ガイドブック. 社団法人日本草地畜産種子協会, 東京, p.4-31, p.90-91.
  • 河野幸雄 (2014) 極短穂型飼料用イネの栄養特性と給与技術に関する研究, 博士論文, 広島大学, 広島.
  • 河野幸雄 (2011) 高糖分飼料イネ「たちすずか」の飼料特性と乳牛への給与. 平成23年度飼料イネの研究と普及に関する情報交換会: 21-26.
  • 増田澄夫 (1975) 二条大麦における出穂期の地域的変動に関する研究, 栃木県農業試験場研究報告. 19: 1-82.
  • 松下 景・飯田修一・出田 収・春原嘉弘・前田英郎・田村泰章 (2012) 茎葉多収で消化性に優れ高糖分含量の飼料用水稲品種「たちすずか」の育成. 近畿中国四国農業研究センター研究報告. 11: 1-13.
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