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J-GLOBAL ID:201802221078391587   整理番号:18A0850436

CSA13のセラゲニンは腸内ミクロビオームと代謝産物を調節することによりマウスにおけるClostridium difficile感染を減少させる【JST・京大機械翻訳】

Ceragenin CSA13 Reduces Clostridium difficile Infection in Mice by Modulating the Intestinal Microbiome and Metabolites
著者 (16件):
資料名:
巻: 154  号:ページ: 1737-1750  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0767A  ISSN: 0016-5085  CODEN: GASTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Clostridium difficileは毒素AとBを放出することにより腸炎症を誘導する。抗菌性化合物カチオン性ステロイド抗微生物13(CSA13)は,胃腸感染症を治療するために開発されている。CSA13-Eudragit製剤は経口投与され,末端回腸と結腸にCSA13を放出することができる。この型のCSA13がマウスでC difficile感染(CDI)を低下させるかどうかを検討した。C57BL/6Jマウスを0日目にC difficileに感染させ,続いて純粋なCSA13の皮下投与またはCSA13-Eudragit(10mg/kg/日の10mg/kg/日)の経口投与を行った。いくつかのマウスを0~4日目に腹腔内バンコマイシン(毎日50mg/kg)を投与し,抗生物質離脱後に再発を測定した。マウスを20日までモニターした。結腸および糞便試料を,分析のために3日目に採取した。血液サンプルをフローサイトメトリー分析のために採取した。糞便ペレットをCSA13を注入したマウスから毎日採取し,高速液体クロマトグラフィーまたは16S配列決定により分析した。また,糞便をリン酸塩緩衝生理食塩水で均質化し,胃管栄養法によりCDIをマウスに与えた。マウスのCDIは,感染の3日後に,60%の死亡率,有意な体重減少,および結腸損傷を引き起こした。これらのイベントはCSA13または経口投与CSA13-Eudragitの皮下注射により予防された。CSA13の投与後,CDIの再発は減少した。CSA13-Eudragitを与えられたマウスからの糞便中のCSA13のレベルは,皮下CSA13を与えられたマウスのそれらより有意に高かった。皮下および経口CSA13はそれぞれ,Pepttoococcaceae細菌の豊度を有意に増加させ,マウスの糞便試料におけるC difficileの存在量を減少させた。CDIをマウスから糞便を与え,CSA13を与えた場合,CSA13を投与しないCDIマウスに与えた場合,レシピエントマウスは生存率が有意に増加した。CSA13は,CDIマウスにおいて,炎症性代謝産物(エンドカンナビノイド)の糞便レベルを低下させ,4つの保護代謝産物(すなわち,シトルリン,3-アミノイソ酪酸,レチノール,ウルソデオキシコール酸)の糞便レベルを増加させた。これらCSA13依存性保護代謝産物の経口投与はCDIの重症度を低下させた。マウスの研究において,CSA13-Eudragit製剤が腸内微生物相と代謝産物を調節することによりCDIを根絶するのに効果的であることを見出した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症の診断  ,  グリコシド,配糖体  ,  微生物検査  ,  微生物検査法  ,  消化器の診断 

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