文献
J-GLOBAL ID:201802221161651825   整理番号:18A0974263

患者由来胃癌異種移植片の確立:HER-2,MetおよびFGFR2シグナル伝達経路における変化を含む標的治療の前臨床評価のための有用なツール【JST・京大機械翻訳】

Establishment of patient-derived gastric cancer xenografts: a useful tool for preclinical evaluation of targeted therapies involving alterations in HER-2, MET and FGFR2 signaling pathways
著者 (8件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 191  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【背景】標的治療は,胃癌(GC)のための新しい治療選択肢である。GCの患者由来腫瘍異種移植(PDX)モデルは,元の臨床癌の特徴を密接に保持し,前臨床薬物有効性試験のための強力なツールを提供する。本研究はPDX GCモデルを確立することを目的とし,選択された患者のための適切な標的治療を選択するために医師を支援するかもしれない治療標的Her2,MET(cMet)およびFGFR2を調査することを目的とした。【方法】32人の患者からのGC組織を採取し,免疫不全マウスに移植した。免疫組織化学(IHC)および蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)を用いて,これらの組織におけるHer2,cMetおよびFGFR2の蛋白質レベルおよび/または遺伝子増幅を評価した。最後に,抗腫瘍効果を標的阻害剤を用いてPDXモデルで試験した。【結果】合計9つの通過可能PDXモデルを,それぞれ4(12.5%),8(25.0%)および1(3.1%)の割合で,HER2,cMetおよびFGFR2変化から成る32の胃癌異種移植ドナーから確立した。クリゾチニブおよびAZD4547は,cMet(G30,G31)およびFGFR2(G03)増幅を有するPDXモデルにおいて排他的に顕著な抗腫瘍作用を発揮した。興味あることに,相乗的抗腫瘍活性はG03(FGFR2増幅およびcMet非増幅)において観察されたが,30日後にはクリゾチニブおよびADZ4547との同時処理により,IHC[2+]が観察された。さらなるin vitro生化学研究は,MAPK/ERK経路の相乗的阻害を示した。HER2,cMetおよびFGFR2の変化は,163人のGC患者群において17人(10.4%),32人(19.6%)および6人(3.7%)に見られ,cMet遺伝子増幅または蛋白質過剰発現(IHC3+)は予後不良と関連していた。結論:これらのPDXGCモデルは,薬物スクリーニングと評価のための理想的なプラットフォームを提供する。陽性cMetまたはFGFR2遺伝子増幅を有するGC患者は,cMetまたはFGFR2標的療法または併用標的療法から潜在的に利益を得る可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう 
引用文献 (34件):
もっと見る

前のページに戻る