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J-GLOBAL ID:201802221230294858   整理番号:18A0480901

テラヘルツ分光法,赤外分光法および量子化学計算を用いて研究したポリ(ε-カプロラクトン)における3の異なる種類の弱いC-H...O=C分子間および分子内相互作用【Powered by NICT】

Three different kinds of weak C-H...O=C inter- and intramolecular interactions in poly(ε-caprolactone) studied by using terahertz spectroscopy, infrared spectroscopy and quantum chemical calculations
著者 (5件):
資料名:
巻: 137  ページ: 245-254  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(ε-カプロラクトン)(PCL)の長距離構造はテラヘルツ(THz)分光法,赤外(IR)分光法と量子化学計算(QCC)によって研究した。自然結合軌道(NBO)解析とPCL結晶におけるC-HとO=C基との間の原子間距離の計算は,PCL鎖はCH_2とC=O基の間の弱い分子間相互作用の三種類を有することを示した。IRスペクトルにおいて,水素結合の影響に起因する有意な変化はCH_2およびC=O伸縮振動領域で観察された。PCLのTHzスペクトルを求めるための直交座標テンソル移動(CCT)法を用いて行ったQCCの結果は,47と67cm~ 1のピークは弱いC-H...O=C水素結合から誘導したC=O+CH_2部分の原子運動を反映していることを示唆した。THz分光法は重合体の分子間水素結合を分離して観測でき,異なる強度を持つ水素結合はTHzスペクトルに異なるピークを与えるからである。THzおよびIRスペクトル分析,QCCの結果は,すべてのPCLはCH_2とC=O基の間の弱い分子間C-H...O=C水素結合の三種類を形成することを示した。これは低融点の原因が,PCLの高い結晶性の一つである。PCLとポリグリコール酸(PGA)十六相互作用について,ラメラの厚さ内で約六相互作用である。,ラメラの厚さ内の分子間相互作用の数の違いは,二つのポリマ間の融点の差が生じることが示唆された。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学  ,  高分子の立体構造 

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