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J-GLOBAL ID：201802221273208138   整理番号：18A0939770

バクテリオファージ転写因子Croは大腸菌における病原性遺伝子発現を調節する【JST・京大機械翻訳】

Bacteriophage Transcription Factor Cro Regulates Virulence Gene Expression in Enterohemorrhagic Escherichia coli

著者 (4件)： Hernandez-Doria Juan D. (Department of Microbiology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX 75390-9048, USA) ,  Hernandez-Doria Juan D. (Department of Biochemistry, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX 75390-9048, USA) ,  Sperandio Vanessa (Department of Microbiology, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX 75390-9048, USA) ,  Sperandio Vanessa (Department of Biochemistry, University of Texas Southwestern Medical Center, Dallas, TX 75390-9048, USA)
資料名： Cell Host & Microbe  (Cell Host & Microbe)
巻： 23  号： 5  ページ： 607-617.e6  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2784A  ISSN： 1931-3128  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バクテリオファージ符号化遺伝要素は細菌の生物学的機能を制御する。腸管出血性大腸菌(EHEC)株は,ファージ分解サイクルの間に発現し,悪化した疾患と関連するShiga毒素(Stx)をコードするラムダファージを持っている。ファージはまた,それらのリソゲネシスサイクルを通して細菌染色体内に休眠しているが,この影響がEHECの病原性にどのように影響するかは不明である。著者らは,リソソーム形成時にファージ転写因子CroがEHEC型III分泌系(T3SS)を活性化することを見出した。CroがT3SS遺伝子のプロモーターを結合し活性化するとき,EHECラムドイドファージは嫌気性条件下で溶原性である。興味あることに,Cro配列は異なるEHEC発生株により運ばれるファージ間で変化し,これらの変化はCro依存性T3SS調節に影響する。さらに,EHECからバクテリオファージcroを持つ関連病原体C.rodentiumの感染マウスは,より大きなT3SS遺伝子発現と増強された病原性をもたらす。まとめると,これらの知見はEHECの病原性に影響を及ぼすファージの役割とそれらの発生株に影響する可能性を明らかにする。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *病原性 ,  プロモーター領域 ,  病原体 ,  *遺伝子発現 ,  符号化 ,  感染 ,  *バクテリオファージ ,  生物活性 ,  リソソーム ,  *大腸菌 ,  *転写因子 ,  λファージ
準シソーラス用語： 溶原性 ,  Shiga毒素 ,  腸管出血性大腸菌 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 大腸菌(EHEC) ,  バクテリオファージ ,  志賀毒素 ,  腸細胞滲出(Lee)の遺伝子座 ,  病原性島 ,  遺伝子調節

分類 (1件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T)

タイトルに関連する用語 (7件)： バクテリオファージ ,  転写因子 ,  CRO ,  大腸菌 ,  病原性遺伝子 ,  発現 ,  調節