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J-GLOBAL ID：201802221305730216   整理番号：18A0937171

イラン北部からのJuniperおよびオーク年輪の安定炭素同位体比における気候シグナル【JST・京大機械翻訳】

Climatic signals in stable carbon isotope ratios of Juniper and Oak tree rings from northern Iran

著者 (3件)： Foroozan Zeynab (Institute of Geography, Friedrich-Alexander-University Erlangen-Nuernberg, Erlangen, Germany) ,  Pourtahmasi Kambiz (Department of Wood and Paper Science & Technology, University of Tehran, Karaj, Iran) ,  Braeuning Achim (Institute of Geography, Friedrich-Alexander-University Erlangen-Nuernberg, Erlangen, Germany)
資料名： Global and Planetary Change  (Global and Planetary Change)
巻： 165  ページ： 90-99  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0651A  ISSN： 0921-8181  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 年輪における安定同位体比は,古気候記録および生態生理学指標としてますます使用されている。著者らは,異なる樹木機能型,すなわち常緑針葉樹Juniperus polycarpusと落葉広葉樹Quercus macrantheraからの交差年代年輪系列を用いた。試料はイラン北部のChaharbachh gorgon森林から採取し,そこでは,オークとjunipersがそれぞれ北面と南面斜面上で成長した。年間分離年輪の全木材からα-セルロースを抽出し,年輪セルロースにおけるδ13Cの変動と気候パラメータの間の関係を調べることにより古気候再構築の可能性を評価した。年輪δ13Cに基づいて,著者らは固有の水利用効率(iWUE)を計算し,過去50年間にわたる研究サイトでの水利用可能性の変化を評価した。オークとjunipの年輪δ13C値と4月と春の降水量の間に有意な負の相関が見られたが,年輪δ13Cと温度との間には有意な相関は見られなかった。年輪のδ13Cと夏のPalmer Droughting Severtity Index(PDSI)との間の強い負の関係が乾燥地で見られ,南向き斜面上で成長するjunipが半乾燥環境における乾燥ストレスのより良い指標であることを示した。両種におけるiWUEの連続的増加が観察された。両種におけるδ13C変動は,気候と局地的サイト条件の組合せ影響を反映している。気候条件と種の挙動の間の相互作用は,オークとjunip木の年間δ13Cパターンを決定する。そのより濃縮された平均δ13C(すなわち,より少ない負の平均δ13C)とそのより高い気候感度のために,junipは北部イランにおける古気候学的再構成のためのより適切な代理人である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *イラン・イスラム共和国 ,  相互作用 ,  気象条件 ,  *年輪 ,  *気候 ,  針葉樹 ,  セルロース ,  降水 ,  木材 ,  乾燥地帯 ,  降水量 ,  古気候
準シソーラス用語： 標高 ,  水利用効率 ,  炭素安定同位体比 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 安定炭素同位体 ,  春の降水 ,  オーク ,  Juniper ,  高標高サイト ,  イラン

分類 (2件)： 第四紀  (DE02070C) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (6件)： イラン ,  オーク ,  年輪 ,  安定炭素同位体比 ,  気候 ,  シグナル