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J-GLOBAL ID：201802221381864706   整理番号：18A0423160

l-カルニチンと心疾患【Powered by NICT】

l-Carnitine and heart disease

著者 (5件)： Wang Zhong-Yu (Department of Cardiology, China-Japan Union Hospital, Jilin University, Changchun, PR China) ,  Liu Ying-Yi (Department of Anesthesia, China-Japan Union Hospital, Jilin University, Changchun, PR China) ,  Liu Guo-Hui (Department of Cardiology, China-Japan Union Hospital, Jilin University, Changchun, PR China) ,  Lu Hai-Bin (College of Pharmacy, Jilin University, Changchun, PR China) ,  Mao Cui-Ying (Department of Cardiology, China-Japan Union Hospital, Jilin University, Changchun, PR China)
資料名： Life Sciences  (Life Sciences)
巻： 194  ページ： 88-97  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0699B  ISSN： 0024-3205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 心血管疾患(CVD)は世界中の死亡の重要な原因であり,先進国における医療費の15 17%に相当する。電流記録は,年間の全球平均三千万心機能不全例を推定,次に20 30年間の2つの3つのしゅう曲によって予測された増加した。β遮断薬とアンギオテンシン変換酵素であるCVDリスクを制御するために一般的に処方されるが,肝毒性と血液学的変化はこれらの薬剤と関連した高頻度の有害事象である。代替案の探索は,内因性補因子L-カルニチン,バランスのとれた心臓エネルギー代謝へのミトコンドリアβ酸化を促進することを同定した。L-カルニチンはミトコンドリアマトリックスへの長鎖脂肪酸の輸送を容易にし,低下した酸化ストレス,炎症および心筋細胞の壊死を介して心臓保護作用を誘発する。さらに,L-カルニチンは,細胞ホメオスタシスを維持するためのカルシウム流入,内皮完全性,細胞内酵素放出と膜リン脂質含量を調節する。「有機カチオン輸送体-2」遺伝子の発現減少により特性化され,カルニチン欠乏はしばしばCVDと関連する代謝と常染色体劣性疾患である。したがって,食事および静脈内投与による外因性カルニチン投与はCVDを示す顕著な心室機能障害,虚血-再潅流傷害,心不整脈と毒性心筋損傷に対する適切な保護戦略として機能する。さらに,カルニチンは心血管病理を増強する高血圧,高脂血症,糖尿病性ケトアシドーシス,高血糖,インシュリン依存性糖尿病,インスリン抵抗性,肥満,などを低下させた。L-カルニチンのこれらの好ましい効果は乳児,突然および慢性心不全の若年,若年成人と高齢者でも明らかにした。本レビューでは,作用,代謝とL-カルニチンの薬物動力学の機構を述べた。心筋症におけるL-カルニチンの有益な役割に強調した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 高血圧症 ,  薬物動力学 ,  酸化ストレス ,  心筋細胞 ,  炎症 ,  インスリン抵抗性 ,  *心臓 ,  静脈内投与 ,  ミトコンドリア ,  エネルギー代謝 ,  ホメオスタシス ,  遺伝子 ,  老人 ,  不整脈 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノアルコール ,  アミノカルボン酸 ,  第三アミン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸

著者キーワード (5件)： l-カルニチン ,  心室機能不全 ,  虚血 ,  不整脈 ,  心筋損傷

分類 (2件)： ビタミンB群  (EB07030L) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

物質索引 (1件)： カルニチン

タイトルに関連する用語 (2件)： L-カルニチン ,  心疾患