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J-GLOBAL ID：201802221386333477   整理番号：18A2030487

5,12-ジアミノテトラセン 電子状態に及ぼすアセンπ系とアミノ基の間の軌道相互作用の影響【JST・京大機械翻訳】

5,12-Diaminotetracenes: The Impact of Orbital Interactions between the Acene π System and Amino Groups on Their Electronic States

著者 (3件)： Uebe Masashi (Department of Molecular Engineering, Graduate School of Engineering, Kyoto University, Nishikyo-ku, Kyoto, 615-8510, Japan) ,  Kawashima Kenji (Department of Molecular Engineering, Graduate School of Engineering, Kyoto University, Nishikyo-ku, Kyoto, 615-8510, Japan) ,  Ito Akihiro (Department of Molecular Engineering, Graduate School of Engineering, Kyoto University, Nishikyo-ku, Kyoto, 615-8510, Japan)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 24  号： 60  ページ： 16113-16125  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々のN-置換基を有する5,12-ジアミノ置換テトラセンを調製し,それらの酸化による分子構造変化をそれらの電子構造と関連させて評価した。N-置換基は5,12-ジアミノテトラセンの酸化種の電子的及び分子的構造の両方に影響した。5,12-ビス(N,N-ジアニシルアミノ)テトラセンのテトラセン部分は,2つの連続一電子酸化の過程でその平面性を保持したが,テトラセンと5,12-ビス(N-anisyl-N-メチルアミノは,同時二電子酸化過程を通して蝶様構造への実質的な構造変化を受けた。酸化状態における分子構造は,最高被占軌道の性質と密接に関連しており,これは,テルセン部分に対するフラグメント軌道と5,12-ジアミノテトラセンにおける置換アミノ基間の混合の程度により特徴付けられた。結果として,本研究は,N-置換基を変化させることにより,酸化ジアミノセン中のアセン部分の折畳み変形の程度を微調整できることを明らかにした。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： HOMO ,  *電子状態 ,  *相互作用 ,  酸化 ,  *アミノ基 ,  置換基効果 ,  折畳み ,  分子構造 ,  ニトロソ化合物 ,  多窒素化合物
準シソーラス用語： 微調整 ,  酸化状態 ,  構造変化 ,  二電子酸化 ,  一電子酸化 ,  *軌道相互作用 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アセン ,  立体配座解析 ,  酸化 ,  PI相互作用 ,  置換基効果

分類 (2件)： ピラジン  (CF07104N) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (1件)： テトラセン

タイトルに関連する用語 (4件)： 電子状態 ,  アセン ,  アミノ基 ,  軌道相互作用